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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 






2011年9月25日(日)5阪6 阪神11R
第59回神戸新聞杯(GII)
3歳 芝2400m 馬齢
【二冠馬登壇・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83 6 7 オルフェーヴル 牡3 56 池添謙一 追込 愈々始動
83 5 5 ウインバリアシオン 牡3 56 安藤勝己 追込 雪辱期す
83 8 11 フレールジャック 牡3 56 福永祐一 先行 底見せぬ
81 3 3 スマートロビン 牡3 56 小牧 太 自在 前走圧巻
79 5 6 ショウナンマイティ 牡3 56 武  豊 追込 上位窺う
80 8 12 ダノンミル 牡3 56 岩田康誠 差し 一発目論
× 81 4 4 イグアス 牡3 56 四位洋文 先行 深淵臥竜
81 1 1 ステラロッサ 牡3 56 川田将雅 差し 太目叩き
76 7 10 ナムラオウドウ 牡3 56 北村友一 差し 相手違う
77 7 9 カーマイン 牡3 56 和田竜二 追込 大穴なら
71 2 2 トリノ 牡3 56 高倉 稜 差し ダート馬
6 8 クレスコグランド 牡3 56 浜中 俊 差し 両前挫創

二冠馬オルフェーヴル&ダービーで3着以下を7馬身千切ったウインバリアシオン。能力的に双璧成すこの2頭が例えTR仕様といえども共に連対を外すシーンは想像し難い。然し懸念は不良のダービー激走の目に見えぬ反動。纏めて負かせば3戦全勝・ラジオNIKKEI賞圧巻フレールジャック。その勝ち時計/勝ちっぷりとも優にGI級、潜在能力の高さは紛れもなく世代屈指。2Fの距離延長ものかは無傷の4連勝で菊有力馬に名告。伏兵は素質ヒケとらぬステラロッサ、先行渋太いスマートロビン、距離二四2000イグアス。次点6,12,9。。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
7
5
11
3
6
○オルフェーヴル
▲ウインバリアシオン
◎フレールジャック
△スマートロビン
…ショウナンマイティ
池添謙一
安藤勝己
福永祐一
小牧 太
武  豊
1人気
2人気
3人気
5人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
7
5-7
7-5
5-7-11
8-5-11
170円
270円
380円
510円
1,430円

レース回顧
オルフェーヴル+16、ウインバリアシオン+18。成長分もあったにせよ明らかにTR仕様の仕上げ。フレールジャック、スマートロビン等上がり馬の台頭十分と思われたが然に非ず。きょうは本番を見据え5番手好位追走のレースをした池添。スマートロビン小牧の大逃げ(実は千二通過1.17.2の超スロー)にも全く動じず確りと折り合う。
4角。馬也のまま楽々前を射程圏に捉えるや軽く仕掛けで一気に抜け出しラスト流して2馬身半。この着差は決定的。ウインバリアシオン以下との力差はさらに明確となった。三冠馬は世代レベルが低い年に出るというが今年は明らかにオルフェーヴル1強。いかな穴党でも菊でノーマークは天に唾する行為といえるだろう。足慣らしのレースでこの強さを見せられては九分九厘三冠確実。ミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクト等とはタイプは異なるが同期にライバル不在という点では同じ。強靭な末脚/爆発力を武器に一戦毎に強さを増した三冠馬ナリタブライアンに比肩し得る大器だ。

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