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2011年3月6日(日)2中4 中山11R
第48回弥生賞(GII)
3歳 芝2000m 馬齢
【新星台頭・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
84 6 6 サダムパテック 牡3 56 岩田康誠 差し 不安払拭
85 3 3 プレイ 牡3 56 松岡正海 先行 一人旅か
81 4 4 デボネア 牡3 56 佐藤哲三 差し 漸く軌道
79 8 11 ショウナンマイティ 牡3 56 浜中 俊 追込 能力上位
78 2 2 アッパーイースト 牡3 56 蛯名正義 差し 入着一杯
80 8 10 ギュスターヴクライ 牡3 56 内田博幸 追込 勢い脅威
82 6 7 ウインバリアシオン 牡3 56 福永祐一 差し 圏内十分
84 5 5 オールアズワン 牡3 56 安藤勝己 差し 安定随一
68 7 8 トーセンマルス 牡3 56 吉田 豊 差し 通用疑問
78 1 1 ルーズベルト 牡3 56 北村宏司 差し 初芝懸念
× 80 7 9 ターゲットマシン 牡3 56 田中勝春 差し 新星現る

オールアズワンは全成績2200と安定随一だが今回TR仕様の造り。サダムパテックも脚質的に小回り中山がどうか。力量上位は認めても○▲まで。以下有力処ウインバリアシオン、デボネア、ターゲットマシン等も皐月賞見据え折り合いに徹するここは前残りが決まる。逃げ一車プレイ◎。7戦1勝の格下馬。だからこそここは権利取りに目イチ。追って味のない馬だけにスローに落とすと危険だがそこは鞍上松岡重々承知、同厩舎の先達サンツェッペリン同様肉を斬らせて骨を絶つ戦法で堂々押し切る。次点10,11,1。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
6
3
4
1
2
▲サダムパテック
◎プレイ
△デボネア
…ショウナンマイティ
…アッパーイースト
岩田康誠
松岡正海
佐藤哲三
浜中 俊
蛯名正義
1人気
7人気
5人気
4人気
10人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
6
3-6
6-3
3-4-6
6-3-4
270円
2,220円
3,130円
3,780円
18,840円

レース回顧
単勝2.7倍とアタマ一つ抜けた人気のサダムパテック順当勝ちも2着争いが熾烈を極めた。2着プレイから6着ギュスターヴクライまでハナ、クビ、ハナ、アタマの大接戦。文字通り横一線のゴールで◎プレイはギリギリ2着に届いたかにみえたが確信は持てなかった。大接戦となった因はプレイ松岡の消極的騎乗。隣枠から好スタート切ったアッパーイースト、そしてゲートインに梃子摺ったターゲットマシンが外から掛かってハナ主張。これらに関わってはマズいとみて抑えたのだろうが千通過は1.01.7の超スロー。当初の作戦通り逃げもしくは早め先頭の強気の競馬なら押し切れたはず。サダムパテックが先を見据えプラス10キロの余裕残しだっただけに惜しい。それでも京成杯で2馬身半千切られたデボネアを逆転し、課題の瞬発力勝負に対応できたのは収穫。良血アドマイヤムーンの下、まだまだ伸びる可能性十二分。勝ったサダムパテックはこれでほぼ皐月賞1人気確定だが基本的にはマイラー、磐石ではない。3歳牡馬クラシック戦線は依然混沌としている。

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