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2011年2月13日(日)2京6 京都11R
第104回京都記念(GII)
4歳以上 芝2200m 別定
【主力伯仲・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83 2 2 トゥザグローリー 牡4 56 リスポリ 先行 有馬3着
× 81 5 5 メイショウベルーガ 牝6 56 池添謙一 差し 条件好転
81 8 12 ヒルノダムール 牡4 56 藤田伸二 差し 愈々軌道
83 4 4 ダノンシャンティ 牡4 58 安藤勝己 追込 叩き一変
75 5 6 ロードオブザリング 牡4 56 四位洋文 先行 侮れない
83 3 3 ビッグウィーク 牡4 58 川田将雅 先行 緒戦から
82 1 1 オウケンブルースリ 牡6 58 内田博幸 差し 巻返期す
75 8 11 プロヴィナージュ 牝6 55 佐藤哲三 先行 粘込図る
76 7 10 セラフィックロンプ 牝7 55 宮崎北斗 逃げ 昨年小差
82 7 9 シャドウゲイト 牡9 58 岩田康誠 先行 稽古動く
78 6 8 ホワイトピルグリム 牡6 57 福永祐一 差し 叩き良化
70 6 7 ヒカルカザブエ 牡6 57 秋山真一郎 追込 長欠明け

能力最右翼トゥザグローリー。ハイレベル4歳勢の中でも昨秋以降の充実振り随一、当面の相手ビッグウィーク、ダノンシャンティ58キロに対し2キロ軽い56キロは断然有利。1人気は見えているが順調度で他馬を大きく上回るここは◎。キッチリ勝って翌14日(月)池江郎師引退記念パーティで錦城に花を添える。GI馬2頭が相手本線。以下巻返期すオウケンブルースリ、稽古動いたシャドウゲイト、条件好転メイショウベルーガ。次点12,8,10。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
2
5
12
4
6
◎トゥザグローリー
×メイショウベルーガ
…ヒルノダムール
▲ダノンシャンティ
…ロードオブザリング
リスポリ
池添謙一
藤田伸二
安藤勝己
四位洋文
1人気
5人気
2人気
3人気
7人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
2
2-5
2-5
2-5-12
2-5-12
240円
1,120円
1,650円
1,020円
5,390円

レース回顧
単勝2.4倍の1人気。勝って当然のトゥザグローリーを誉めそやすのも何だが光ったのはリスポリの手綱捌きとコース取り。道中はスローを見越し好位の内ぴったりを回し4角でグイッと大外に出す。凝縮した馬群のさらに大外だけに見るものを驚かせるものがあった。「芝のレースは外に出したほうが良く伸びているのでそのことを念頭に置いていた」とレース後のリスポリ。往年の岡部幸雄を髣髴とさせる4角の手綱捌き/コース取りだった。もちろん馬の力がないとできぬ芸当だが「馬を御す」技量がないとできぬ芸当でもある。「僕は跨っていただけ。馬が本当に強かった」と謙遜するリスポリ。その謙虚さからは若干20歳にしてデットーリの年間最多勝記録を破った2009年〜翌2010年と2年連続伊リーディングJの驕りは微塵もない。その手腕/騎手としての素質はデットーリ、キネーン、ファロンらに十分比肩し得るものがあり将来的には世界屈指のトップJとなる可能性を秘めている。今年22歳の若き天才リスポリに今後とも要注目。












 

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