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2011年2月6日(日)2京4 京都11R
第51回きさらぎ賞(GIII)
3歳 芝1800m 別定
【上位拮抗・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
× 80 5 6 トーセンラー 牡3 56 デムーロ 差し 主力一角
84 6 7 リキサンマックス 牡3 56 柴原央明 逃げ 兄はGI馬
82 7 10 オルフェーヴル 牡3 56 池添謙一 追込 兄譲末脚
84 7 9 ウインバリアシオン 牡3 56 福永祐一 差し 叩き良化
86 8 12 メイショウナルト 牡3 56 幸 英明 先行 態勢万全
82 3 3 コティリオン 牡3 56 安藤勝己 差し 資質GI級
70 8 11 カーマイン 牡3 56 和田竜二 追込 前走案外
70 5 5 タナトス 牡3 56 岩田康誠 追込 苦戦覚悟
65 2 2 マーベラスカイザー 牡3 56 渡辺薫彦 追込 気性難有
76 4 4 ギリギリヒーロー 牡3 56 藤岡佑介 追込 連闘後で
76 6 8 セトノシャンクス 牡3 56 川田将雅 追込 心房細動
65 1 1 リアライズペガサス 牡3 56 吉田 稔 差し 初芝では

久々でも態勢万全メイショウナルト◎。確勝期すなら次週のつばき賞だったが相手関係見据え此方に矛先。「デキには自信。使う以上は2着までには来れる」(幸)。終い一手のオルフェーヴルはじめコティリオン、トーセンラー等有力処は直線勝負。さらにウインバリアシオン陣営も「今回は瞬発力生かす競馬を」と待機策示唆。展開はメイショウナルト断然有利。最大の伏兵は◎の前を行くリキサンマックス。GI馬ローレルゲレイロの下と血統的に一本筋。幸、福永の仕掛け処次第では残目十分。次点4,8,11。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
6
7
10
9
12
×トーセンラー
○リキサンマックス
△オルフェーヴル
▲ウインバリアシオン
◎メイショウナルト
デムーロ
柴原央明
池添謙一
福永祐一
幸 英明
3人気
8人気
2人気
1人気
5人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
6
6-7
6-7
6-7-10
6-7-10
510円
10,280円
18,610円
10,200円
89,500円

レース回顧
逃げたリキサンマックスの千通過は1.00.2の平均〜ややスロー。有力処が挙って折り合いに徹しただけに見た目一頭大逃げの形となったが決して速くない。4角過ぎても楽な手応えで独走。直線、大きく離れた2番手追走◎メイショウナルトが漸くその差2〜3馬身まで詰め寄る。ラスト1F、後続グループはまだ後方。リキサンとメイショウ=当社◎○2頭の一騎打ちと思えた刹那、ラスト百でメイショウがバッタリ。見解に記した幸のコメントに嘘はないと思うがあの止まり方はやはり久々が敗因。結果論だが切れる脚がないだけにもう少し前目のポジションなら残れた可能性。リキサンが必死に粘るところ大外からデムーロ・トーセンラー。これまでの勝ち味の遅さが嘘のような切れ味発揮しG寸前リキサンをクビ差捉えた。これは一にも二にもデムーロの手腕に尽きる。まさに機を見るに敏、スローを見越し3分3厘からの早仕掛けが物の見事に奏功した。朝日杯FSグランプリボス、有馬記念ヴィクトワールピサ同様、固定観念に囚われぬ状況判断の的確さには舌を巻く。果たしてこれまでと同じ日本人騎手ならリキサンを捕らえられたかどうか…。今さらながらだがデムーロはじめリスポリ、ベリー等外国人騎手には今後とも軽視禁物。












 

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