本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年12月26日(日)5中8 中山10R |
第55回有馬記念(GI) |
3歳以上 芝2500m
定量 【女帝VS3歳・スローペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
▲ | ◎ | … | ○ | ◎ | 90 | 1 | 1 | ヴィクトワールピサ | 牡3 | 55 | デムーロ | 先行 | 条件好転 |
◎ | … | … | △ | ○ | 94 | 4 | 7 | ブエナビスタ | 牝4 | 55 | スミヨン | 差し | 女帝君臨 |
… | △ | … | … | … | 82 | 6 | 11 | トゥザグローリー | 牡3 | 55 | ウィリアムズ | 捲り | 強行軍も |
注 | … | ◎ | … | 注 | 85 | 7 | 14 | ペルーサ | 牡3 | 55 | 安藤勝己 | 追込 | 発馬課題 |
… | ▲ | … | ▲ | × | 84 | 2 | 4 | トーセンジョーダン | 牡4 | 57 | 三浦皇成 | 先行 | 渾身仕上 |
… | 注 | … | … | … | 82 | 3 | 5 | ルーラーシップ | 牡3 | 55 | ルメール | 先行 | 良血開花 |
○ | … | ▲ | ◎ | ▲ | 85 | 5 | 10 | エイシンフラッシュ | 牡3 | 55 | 内田博幸 | 差し | 上積確実 |
… | ○ | △ | … | △ | 84 | 1 | 2 | ネヴァブション | 牡7 | 57 | 後藤浩輝 | 先行 | 虎視眈々 |
… | … | … | … | … | 80 | 5 | 9 | ダノンシャンティ | 牡3 | 55 | ベリー | 追込 | 静観賢明 |
… | … | ○ | … | … | 84 | 2 | 3 | フォゲッタブル | 牡4 | 57 | 岩田康誠 | 差し | 昨年4着 |
… | … | … | 注 | … | 84 | 7 | 13 | オウケンブルースリ | 牡5 | 57 | 横山典弘 | 追込 | 気配一変 |
… | … | … | … | … | 83 | 4 | 8 | メイショウベルーガ | 牝5 | 55 | 蛯名正義 | 追込 | 前崩台頭 |
△ | … | … | … | … | 84 | 6 | 12 | ドリームジャーニー | 牡6 | 57 | 池添謙一 | 追込 | 昨年覇者 |
… | … | … | … | … | 83 | 8 | 15 | レッドディザイア | 牝4 | 55 | 四位洋文 | 追込 | 宿敵登壇 |
… | … | 注 | … | … | 8 | 8 | 16 | ジャミール | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 追込 | 複穴候補 |
出 | 走 | 取 | 消 | 3 | 6 | ローズキングダム | 牡3 | 55 | 武 豊 | 差し | 疝痛の為 |
能力断然はブエナビスタ。JC2着降着は単なる鞍上のミスに過ぎず牡馬相手の最高峰GI圧勝の事実に変わりはない。降着2回を含めた全成績8530の安定味は格別、素直に◎が正解かも知れぬが唯一懸念はJC激走の反動。体重減と最終追いの全体時計の遅さに一抹の不安。上昇3歳ヴィクトワールピサ◎。国内5120の実績はハイレベル3歳でも一二を争う。絶好の最内枠引き2戦2勝の中山、宿敵ローズキングダム不在の今回が絶好の狙い。相手はブエナ最有力も気配一変・積極策匂わすエイシンフラッシュ、ゲート課題も待たされぬ外め偶数枠好材ペルーサ。穴は古馬。インから虎視眈々後藤ネヴァブション&ここ目標に渾身仕上げトーセンジョーダン。次点3,5,13。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
1 7 11 14 4 |
◎ヴィクトワールピサ ○ブエナビスタ …トゥザヴィクトリー 注ペルーサ ×トーセンジョーダン |
デムーロ スミヨン ウィリアムズ 安藤勝己 三浦皇成 |
2人気 1人気 14人気 3人気 7人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
1 1-7 1-7 1-7-11 1-7-11 |
840円 550円 1,640円 11,610円 60,770円 |
レース回顧
逃げ馬不在でスローは見えていたが千通過1.02.0〜二千2.03.9は流石に遅すぎ。ブエナビスタを除く上位5頭=ヴィクトワールピサ、トゥザグローリー、ペルーサ、トーセンジョーダン、ルーラーシップは全て前で楽をしていた馬。その先行絶対有利の流れを4角後方8番手、大外回し直線とても届かぬ位置からハナ差2着に押し上げたブエナビスタはケタ違いに強い。今年とは逆に千通過58.4〜二千2.00.0の超ハイペースの昨年有馬が唯一頭先行して2着。どちらもブエナらしいといえるが如何なる条件下でも勝ち負けに加わってくる勝負根性は正に比類なきもの。個人的には現役最強馬&2010年度代表馬はこの馬。ブエナVSハイレベル3歳の図式通り大将格ローズキングダムを欠いてもヴィクトワールピサ筆頭に強力3歳勢が上位を占め、今季GI戦線を席巻の外国人J=デムーロ、スミヨン、ウィリアムズのワンツースリー。正しくこの秋を象徴するラストとなった。確かにラフプレイも目立ち一部騎手から非難の声も上がっているが勝負事は結果が全て。一流馬を持つ馬主・調教師からこれだけの支持を得、かつ結果を出している事実は一部お嬢さん的騎乗の日本人騎手とのレベルの違いであり勝負に賭ける意識の違い。さて現役最強馬ブエナビスタ2着の結果が示す通り、強い馬が常に勝てぬのが競馬。所謂「絶対解」がないのが競馬だが来年はより多くの「最適解」を見出し「年間馬券収支大幅プラス」を達成すべくスタッフ一同尽力してまいる所存です。2011年もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。 |