本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年12月4日(土)5中1 中山11R |
第44回ステイヤーズS(GII) |
3歳以上 芝3600m
別定 【主力伯仲・スローペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | ○ | … | ◎ | ○ | 89 | 1 | 1 | コスモヘレノス | 牡3 | 55 | 松岡正海 | 捲り | 軽視禁物 |
… | … | ◎ | △ | × | 84 | 5 | 9 | ジャミール | 牡4 | 57 | 安藤勝己 | 差し | 末脚堅実 |
◎ | … | ▲ | 注 | △ | 85 | 4 | 7 | ネヴァブション | 牡7 | 58 | 後藤浩輝 | 自在 | 勝機到来 |
△ | … | 注 | … | … | 83 | 7 | 13 | モンテクリスエス | 牡5 | 57 | 内田博幸 | 差し | 昨年3着 |
▲ | … | △ | … | … | 81 | 3 | 4 | フォゲッタブル | 牡4 | 58 | デムーロ | 差し | 昨年覇者 |
… | … | … | … | … | 80 | 8 | 14 | グラスゴッド | 牡6 | 57 | 伊藤工真 | 差し | 見縊れぬ |
… | … | … | … | … | 80 | 8 | 15 | エジソン | 牡4 | 57 | 北村宏司 | 追込 | 連闘警戒 |
注 | △ | … | … | … | 82 | 6 | 11 | エアジパング | セ7 | 57 | 横山典弘 | 自在 | 08年覇者 |
○ | 注 | … | ▲ | 注 | 85 | 3 | 5 | トウカイメロディ | 牡3 | 55 | 吉田隼人 | 捲り | 積極策で |
… | … | … | … | … | 75 | 6 | 10 | マキハタサイボーグ | セ8 | 57 | 小野寺祐太 | 追込 | 07年覇者 |
… | … | … | … | … | 80 | 5 | 8 | ロードキャニオン | セ6 | 57 | 蛯名正義 | 先行 | 再度大駆 |
… | … | … | … | … | 75 | 4 | 6 | ハギノジョイフル | セ6 | 57 | 三浦皇成 | 追込 | 力量見劣 |
… | ◎ | … | ○ | ◎ | 89 | 2 | 2 | ミッキーミラクル | 牡5 | 57 | クラストゥス | 先行 | 前走離れ |
… | ▲ | ○ | … | ▲ | 88 | 2 | 3 | ベルモントルパン | 牡6 | 57 | 勝浦正樹 | 自在 | 爆穴候補 |
… | … | … | … | … | 68 | 7 | 12 | レッドアゲート | 牝5 | 55 | 武士沢友治 | 差し | 大望は酷 |
菊花賞6着トウカイメロディ、天皇賞5着ネヴァブション、京都大賞典6着フォゲッタブル、アルゼンチン共和国杯2着ジャミール等、重賞でひと息足りない馬に人気が集中しているが所謂押し出された人気馬だけに過信禁物。3連単の始まった近6年=3070円、1670円等穴党泣かせの年もあるがそれ以外は18万、58万、23万、5万9千と妙味十分。人気が偏ったときほど一つ狂えば好配当となる。その好配当馬券の立役者は全て先行もしくは捲りで4角2番手以内の積極策。今回その対象馬はコスモヘレノス、ミッキーミラクル、ベルモントルパンの何れか。次点13,11,4。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
1 9 7 13 4 |
▲コスモヘレノス ×ジャミール △ネヴァブション …モンテクリスエス …フォゲッタブル |
松岡正海 安藤勝己 後藤浩輝 内田博幸 デムーロ |
5人気 2人気 3人気 6人気 4人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
1 1-9 1-9 1-7-9 1-9-7 |
1,490円 2,500円 7,000円 4,170円 35,920円 |
レース回顧
クラストゥス・ミッキーミラクルの逃げは千通過1.01.1のやや早め。縦長の展開となったがここからがペースを落としすぎ二千通過が2.05.0の超スロー。13秒前後のラップが6F続き中団の位置に居たデムーロ・フォゲッタブルがたまらんとばかりに向正で一気の捲りを入れる。正味ラスト千mの競馬。11.1-11.5-12.0-11.9-12.6の猛ラップ。ミッキーミラクルはひとたまりもなく脱落。そして前を潰しに行ったフォゲッタブルも結果的に自滅の格好で直線伸びず掲示板確保がやっと。慌てず騒がず最内で我慢していた松岡コスモヘレノスがインから力強く伸びて1着。2着に外から猛然と追い上げた安勝ジャミール。相変わらず歯がゆいレースぶりだが通ったコースの差もあった。熾烈だったのが3.4着ネヴァブションとモンテクリスエスの争い。ゴール手前とゴール過ぎは完全にネヴァブションが出ているのだがゴールの瞬間だけ殆ど同時、あるいはモンテ有利にみえた。しかし僅かにネヴァブションがハナ残しており際どく3連単BOX的中。この日の最終レースで松岡正海は念願のJRA年間100達成、いまや押しも押されもせぬトップジョッキーの一人であり、マイネル軍団の主戦騎手として堂々地歩を固めた松岡なのだが、このところやや食い足りなかったのが重賞/メインレースでの成績(9/5新潟2歳Sマイネイサベル以降25戦=0.0.2.23)。このコスモヘレノスの勝利ジョッキーインタビューで開口一番「きょうは上手く乗れたと思います」のコメントに久々に重賞を勝てた実感が良く表れていた。 |