本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年10月3日(日)4中8 中山11R |
第44回スプリンターズS(GI) |
3歳以上 芝1200m
定量 【多士済々・ハイペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
○ | ○ | … | … | × | 83 | 4 | 7 | ウルトラファンタジー | セ8 | 57 | ライ | 先行 | 軽視禁物 |
▲ | … | … | … | … | 81 | 7 | 14 | キンシャサノキセキ(3着繰上) | 牡7 | 57 | 四位洋文 | 差し | 疝痛明け |
… | … | … | … | … | 79 | 2 | 3 | サンカルロ(4着繰上) | 牡4 | 57 | 吉田 豊 | 追込 | 他力本願 |
… | … | ○ | ◎ | ▲ | 83 | 1 | 2 | ダッシャーゴーゴー(2着降着) | 牡3 | 55 | 川田将雅 | 差し | 渾身仕上 |
△ | △ | … | … | … | 81 | 4 | 8 | ワンカラット | 牝4 | 55 | 藤岡佑介 | 捲り | 完全軌道 |
… | … | … | … | … | 78 | 8 | 15 | ジェイケイセラヴィ | セ6 | 57 | 江田照男 | 先行 | 好調だが |
◎ | … | … | … | △ | 83 | 3 | 6 | グリーンバーディー | セ7 | 57 | デュプレシス | 差し | 前走評価 |
… | … | … | … | … | 79 | 2 | 4 | アイルラヴァゲイン | 牡8 | 57 | 津村明秀 | 先行 | 昨年4着 |
… | … | 注 | △ | … | 81 | 7 | 13 | マルカフェニックス | 牡6 | 57 | 松岡正海 | 差し | 虎視眈々 |
… | 注 | ◎ | ○ | ○ | 85 | 3 | 5 | ビービーガルダン | 牡6 | 57 | 安藤勝己 | 先行 | 安定随一 |
… | … | … | … | … | 78 | 1 | 1 | サンダルフォン | 牡7 | 57 | 酒井 学 | 追込 | 中山0005 |
… | … | … | … | … | 78 | 8 | 16 | ウエスタンビーナス | 牝7 | 55 | 柴田善臣 | 先行 | 同型強力 |
… | ▲ | ▲ | ▲ | 注 | 83 | 6 | 12 | ヘッドライナー | セ6 | 57 | 内田博幸 | 逃げ | ハナ譲らぬ |
注 | ◎ | … | 注 | ◎ | 86 | 5 | 9 | ローレルゲレイロ | 牡6 | 57 | 藤田伸二 | 先行 | 昨年覇者 |
… | … | … | … | … | 78 | 6 | 11 | プレミアムボックス | 牡7 | 57 | 幸 英明 | 追込 | 鬼脚秘め |
… | … | △ | … | … | 79 | 5 | 10 | ファイングレイン | 牡7 | 57 | 勝浦正樹 | 追込 | 久々割引 |
セントウルSの豪脚は見る者全てに「次はこの馬」と思わせたグリーンバーディー。そしてそのグリーンに今季3戦全て先着しているウルトラファンタジー。この香港馬2頭には一目置かざるを得ないが、今度は日本勢の包囲網がある。鞍上に内田博を配し「何が何でもハナを切る」ヘッドライナーが外から行けばウルトラは苦しく、前回は前がウマく開いたグリーンも今度は外を回されるだろう。昨年の覇者かつスプリント二冠馬ローレルゲレイロ◎。近4戦の凡走はそれぞれ敗因ハッキリ。ここ目標にデキは昨年以上、ヘッド・ウルトラを前に遣っての絶好位3番手追走から直線キッチリ抜け出す。一昨年3着・昨年2着安勝ビービーガルダン○、インから虎視眈々川田ダッシャーゴーゴー▲。次点8,13,14。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
7 14 3 2 8 |
×ウルトラファンタジー …キンシャサノキセキ …サンカルロ ▲ダッシャーゴーゴー …ワンカラット |
ライ 四位洋文 吉田 豊 川田将雅 藤岡佑介 |
10人気 3人気 7人気 6人気 2人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
7 7-14 7-14 3-7-14 7-14-3 |
2,930円 9,900円 22,400円 50,860円 358,410円 |
レース回顧
まずはダッシャーゴーゴー川田の降着から触れなければならないが、直線で1頭分の隙間をサンカルロ吉田豊と争い、それに川田が勝っただけの話。パトロールで見直すと確かに多少ラフプレイにもとれるがあの程度で降着処分は酷。ファイングレインも大きく弾かれていたように(こちらはオトガメなし)直線のせめぎ合いで多少よれたりぶつかったりするのは当然。それに打ち勝った者が処分され敗者が優遇されるのは納得がいかない。閑話休題。レースは10人気ウルトラファンタジーが見事逃げ切り、1人気グリーンバーディー7着。この香港馬2頭は見解にも記した通り今季3戦全てウルトラファンタジーが先着している。いわば実績通りの結果。「輸送で18キロ体重が落ちた」「馬場が悪く満足な調教ができなかった」などウルトラ陣営のネガティヴ発言がその因。しかしそれらのコメントは全て「三味線」だった。体調不良であのパフォーマンスは絶対にできない。日本馬陣営、そしてマスコミもまんまとしてやられた。グリーンバーディーは前走のようにうまく前が開かず完全に脚を余した。これをマークしていた馬(騎手)はその時点でアウト。ヘッドライナー、ローレルゲレイロ、ビービーガルダン等日本馬のスピードより香港馬のスピードが優ったとともに、香港勢の「したたかさ」にやられた感が強い。 |