本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年6月27日(日)3阪4 阪神10R |
第51回宝塚記念(GI) |
3歳以上 芝2200m
定量 【豪華絢爛・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | △ | … | 注 | … | 84 | 8 | 17 | ナカヤマフェスタ | 牡4 | 58 | 柴田善臣 | 自在 | 上昇機運 |
◎ | … | 注 | … | △ | 88 | 4 | 8 | ブエナビスタ | 牝4 | 56 | 横山典弘 | 自在 | 稀代女傑 |
△ | ○ | … | ◎ | ◎ | 87 | 1 | 2 | アーネストリー | 牡5 | 58 | 佐藤哲三 | 先行 | 充実顕著 |
注 | … | … | … | … | 81 | 8 | 18 | ドリームジャーニー | 牡6 | 58 | 池添謙一 | 追込 | 連覇狙う |
… | 注 | ◎ | … | ▲ | 86 | 2 | 3 | ネヴァブション | 牡7 | 58 | 後藤浩輝 | 自在 | 深淵臥竜 |
… | … | … | ▲ | … | 83 | 6 | 12 | メイショウベルーガ | 牝5 | 56 | 幸 英明 | 追込 | 追切瞠目 |
… | … | … | … | … | 77 | 2 | 4 | スマートギア | 牡5 | 58 | 和田竜二 | 追込 | 末切れる |
○ | … | … | ○ | 注 | 90 | 5 | 10 | ジャガーメイル | 牡6 | 58 | ウィリアムズ | 自在 | 当然主力 |
… | ◎ | △ | … | ○ | 86 | 3 | 5 | ナムラクレセント | 牡5 | 58 | 小牧 太 | 自在 | 陣営秘策 |
… | … | … | △ | … | 81 | 7 | 13 | フォゲッタブル | 牡4 | 58 | 蛯名正義 | 追込 | 今回怖い |
… | … | … | … | … | 78 | 1 | 1 | イコピコ | 牡4 | 58 | 岩田康誠 | 差し | 大穴なら |
… | … | … | … | … | 78 | 4 | 7 | マイネルアンサー | 牡6 | 58 | 川田将雅 | 追込 | 鞍上期待 |
▲ | ▲ | ▲ | … | × | 88 | 5 | 9 | ロジユニヴァース | 牡4 | 58 | 安藤勝己 | 先行 | 渋化好材 |
… | … | … | … | … | 75 | 6 | 11 | トップカミング | 牡4 | 58 | 浜中 俊 | 追込 | 入着一杯 |
… | … | … | … | … | 80 | 8 | 16 | アクシオン | 牡7 | 58 | 藤田伸二 | 差し | 前走落鉄 |
… | … | ○ | … | … | 84 | 3 | 6 | セイウンワンダー | 牡4 | 58 | 福永祐一 | 差し | 馬具工夫 |
… | … | … | … | … | 70 | 7 | 14 | マキハタサイボーグ | セ8 | 58 | 太宰啓介 | 追込 | 大望は酷 |
出 | 走 | 取 | 消 | 7 | 15 | コパノジングー | 牡5 | 58 | 藤岡佑介 | 差し | 右肩跛行 |
GI馬5頭。豪華な顔ぶれとなった今年の宝塚記念だが残念ながら全馬状態万全とはいい難い。稀代女傑ブエナビスタ、天皇賞馬ジャガーメイルには一目置かざるを得ないが、夏は格より勢い。ここに来ての充実目覚しいアーネストリー◎。アクシオンを0.6秒屠った大原Sから本格化、距離二千〜二五の重賞3戦=2.1.1着。その全てが好位2.3番手から直線抜け出し。間違いなく阪神内回り二二はベスト。重賞3戦全て逃げ馬を残していることから相手妙味は「抑えて掛かる位なら行かせる」小牧ナムラクレセントor「好枠引いたここは積極策」後藤ネヴァブション。次点6,17,12。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
17 8 2 18 3 |
…ナカヤマフェスタ △ブエナビスタ ◎アーネストリー …ドリームジャーニー ▲ネヴァブション |
柴田善臣 横山典弘 佐藤哲三 池添謙一 後藤浩輝 |
8人気 1人気 3人気 4人気 12人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
17 8-17 17-8 2-8-17 17-8-2 |
3,780円 5,150円 16,990円 7,920円 77,160円 |
レース回顧
「夏は格より調子」の格言どおりの決着となった今年の宝塚。目下の目覚しい充実ぶりから◎に狙ったアーネストリーが直線抜け出すところ内からブエナビスタ。横山典に手替わってから前々の競馬をしている分、ブエナ本来の豪脚はみられなかったが、それでもキッチリとアーネストリーを捕らえた勝負根性は流石の一語。この2頭で決まったかと思われた刹那、外からナカヤマフェスタ。父ステイゴールドを髣髴とさせる瞠目の末脚。2頭を並ぶ間もなく交わし去った。前走の勝ちっぷり鮮やか、調教でも目を瞠る動きをみせていたが、元々内面に難しいところのある馬、GIのこの強豪相手に纏めて勝ち切るとまでは予想できなかった。しかしこれが所謂「勢い」というもの。晩成型の多いステイゴールド産駒、これからも当然要マーク、特に人気薄のときに大駆けのあるタイプに思える。4着に同じステイゴールド産駒、大外からグイグイ伸びたドリームジャーニー。スタートで大きく外にヨレた時点で万事休すと思われたが流石の伸び脚。ただ坂路での追い切りでも左へ左へササっていたようにやはり状態が本当ではなかった。「昨年のデキなら突き抜けていた」(池添)。公言どおり逃げたナムラクレセントだが4角過ぎ早々にアラアラ一杯、依然気性に難ありGIでは完全に力不足を露呈。本格化成ったとみたジャガーメイルだがやはり天皇賞の目に見えぬ疲れがあったか。同じく全く見せ場なく13着大敗のロジユニヴァースも明らか体調不備。川島信鞍上に終いだけサーッと流した最終追いに?は付いたのだが「使ってくる以上は」と×。16着セイウンワンダーも然り。繰り返しになるが「夏は格より調子」。動きが悪ければたとえGI馬でもバッサリ切り捨てる「思い切り」が肝要。 |