本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年6月20日(日)3阪2 阪神10R |
第15回マーメイドS(GIII) |
3歳以上 芝2000m
ハンデ 【好配確実・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | ◎ | … | ○ | ◎ | 88 | 5 | 9 | ブライティアパルス | 牝5 | 53 | 藤岡康太 | 先行 | 狙目十分 |
… | … | … | … | … | 76 | 7 | 13 | セラフィックロンプ | 牝6 | 53 | 宮崎北斗 | 先行 | 複穴候補 |
… | ▲ | … | ◎ | 注 | 83 | 2 | 3 | テイエムオーロラ | 牝4 | 53 | 国分恭介 | 先行 | 勢い随一 |
▲ | … | ▲ | … | △ | 83 | 7 | 14 | ニシノブルームーン | 牝6 | 55 | 北村宏司 | 差し | 反動無し |
○ | … | 注 | … | × | 82 | 8 | 16 | ヒカルアマランサス | 牝4 | 56 | 内田博幸 | 差し | 前走健闘 |
… | … | … | … | … | 75 | 6 | 12 | ムードインディゴ | 牝5 | 55 | ウィリアムズ | 追込 | 精彩欠く |
… | 注 | △ | … | … | 80 | 6 | 11 | チェレブリタ | 牝5 | 54 | 村田一誠 | 差し | 上位窺う |
… | … | … | … | … | 75 | 2 | 4 | アースシンボル | 牝5 | 50 | 高倉 稜 | 追込 | 軽量でも |
… | … | … | 注 | … | 76 | 4 | 7 | マイネトゥインクル | 牝5 | 50 | 酒井 学 | 差し | 一発目論 |
… | … | … | ▲ | … | 76 | 3 | 5 | コロンバスサークル | 牝4 | 53 | 田中勝春 | 追込 | 稽古動く |
△ | △ | ◎ | … | ▲ | 86 | 5 | 10 | リトルアマポーラ | 牝5 | 57 | 福永祐一 | 差し | 徐々良化 |
… | … | … | … | … | 75 | 8 | 15 | サンレイジャスパー | 牝8 | 51 | 難波剛健 | 追込 | 大望は酷 |
◎ | ○ | … | △ | ○ | 86 | 4 | 8 | ブラボーデイジー | 牝5 | 56 | 北村友一 | 先行 | 前走落鉄 |
… | … | … | … | … | 75 | 1 | 1 | マイネレーツェル | 牝5 | 54 | 和田竜二 | 差し | 凡走続き |
… | … | ○ | … | … | 80 | 1 | 2 | レジネッタ | 牝5 | 56 | 岩田康誠 | 差し | 復活狼煙 |
… | … | … | … | … | 70 | 3 | 6 | チャームナデシコ | 牝5 | 53 | 幸 英明 | 差し | 初芝では |
ヴィクトリアMで大魚逸したヒカルアマランサス、同0.1秒差3着ニシノブルームーン。当然有力だが「GIを人気薄で好走→次走GII・GIIIを人気で凡走」は典型的穴パターン。力通りアッサリも十分だが過信は禁物。逃げ差し自在ブライティアパルス◎。前走メイSは後のGI馬ショウワモダンの0.3秒差3着、2着シルポートはあと5mあれば交わしていた。今回牝馬同士で53キロは俄然有利、鞍上乗り慣れた藤岡康に戻ったここは勝機十分。相手はヴィクトリアM落鉄の不利ありながら0.2秒差ブラボーデイジー、実績はヒカル、ニシノにヒケとらぬリトルアマポーラ、目下3連勝の上がり馬テイエムオーロラ。次点2,11,7。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
9 13 3 14 16 |
◎ブライティアパルス …セラフィックロンプ 注テイエムオーロラ △ニシノブルームーン ×ヒカルアマランサス |
藤岡康太 宮崎北斗 国分恭介 北村宏司 内田博幸 |
3人気 14人気 4人気 1人気 2人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
9 9-13 9-13 3-9-13 9-13-3 |
640円 8,410円 14,320円 15,580円 91,010円 |
レース回顧
逃げると目されたブラボーデイジーがあろうことかスタートで躓き中団から。これがレースの流れを変えた。ブライティアパルス藤岡康はガッチリ抑え込み、テイエムオーロラ国分恭も行く気なし。外から果敢にセラフィックロンプ宮崎北、気合いをつけて先頭に踊り出る。「最近馬が競馬に飽きているようなので思い切ってハナを切らせてみた」(宮崎北)。結果この14人気セラフィックロンプが2着に逃げ粘り、2番手ブライティアパルスが差して1着、3番手テイエムオーロラがそのまま流れ込み3着。所謂「行った-行った」の決着だが、ほぼイーブンペースの流れで決して展開に恵まれたわけではない。宮崎北の好判断と褒められて良いところだが然に非ず。問題はゴール前の宮崎北の「押圧」。横からの映像では解らぬがパトロール映像を見ると一目瞭然。「継続的かつ悪質な斜行」で2日間の騎乗停止処分。被害馬が勝ち馬なので降着もなかったが、かなり酷い御法である。審議ランプも点かず気づかなかった方も多いと思うが、ぜひパトロール映像で確認していただきたい。さて見解でも触れたが絵に描いたような「GIを人気薄好走→次走GIIIを人気で凡走」の古典的穴パターン。二度あることは三度どころかこれで五度目、ハンデ戦になった2006年から5年連続である。高松宮記念上位馬が人気で悉く消える京王杯SC(レース回顧参照)と全く同様に、ヴィクトリアマイル上位馬が毎年判で推したように凡走するマーメイドS。シッカリと記憶に留めておきたい。 |