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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2010年5月2日(日)3京4 京都10R
第141回天皇賞(GI)
4歳以上 芝3200m 定量
【波乱度大・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
88 6 12 ジャガーメイル 牡6 58 ウィリアムズ 差し 皇位簒奪
85 8 16 マイネルキッツ 牡7 58 松岡正海 追込 脚光再び
75 2 4 メイショウドンタク 牡4 58 武幸四郎 追込 足りない
85 4 7 ナムラクレセント 牡5 58 小牧 太 先行 虎視眈々
84 1 2 エアジパング セ7 58 岩田康誠 先行 鞍上魅力
85 2 3 フォゲッタブル 牡4 58 内田博幸 差し 状態懸念
× 85 7 13 ジャミール 牡4 58 安藤勝己 追込 頭角現す
78 3 5 フィールドベアー 牡7 58 秋山真一郎 差し 前走健闘
82 3 6 トウカイトリック 牡8 58 藤田伸二 差し 意気揚々
86 7 14 メイショウベルーガ 牝5 56 福永祐一 差し 紅一点!
80 5 10 テイエムアンコール 牡6 58 浜中 俊 差し 力付けた
85 5 9 メインストリーム 牡5 58 川田将雅 差し G前強襲
77 8 17 ゴールデンメイン セ10 58 太宰啓介 先行 大望は酷
87 6 11 ミッキーペトラ 牡4 58 池添謙一 逃げ 急遽出走
83 8 18 ベルウッドローツェ 牡4 58 的場勇人 先行 無欲先行
82 1 1 カネトシソレイユ 牡6 58 幸 英明 捲り 見縊れぬ
82 7 15 エアシェイディ 牡9 58 戸崎圭太 追込 古豪健在
80 4 8 トーセンクラウン 牡6 58 江田照男 差し 道悪台頭

ジャガーメイル◎。2年連続香港ヴァーズ好走含む一連の戦績から総合能力で頭一つリード。勝ち味の遅さがこの馬のネックだがそこは辣腕ウィリアムズ、常に視点を前に置く騎手で早め正攻法で臨む今回、これまでのような終い一辺倒から脚を余すことはない。臨戦過程も香港からぶっつけの昨年(0.4秒差4着)より遥かに上回る。相手妙味はミッキーペトラ。天皇賞4代制覇懸かるホクトスルタンを追いやり急遽出走するからには相応の勝算あってのもの。逃げor2番手=2300、マークは緩く残り目十分。得意の京都で末脚爆発メイショウベルーガ▲。小粒な今年のメンバーなら牝馬の大駆けがあっても驚けない。以下昨年覇者マイネルキッツ、前走不利ナムラクレセント、距離合うジャミール。次点3,9,2。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
12
16
4
7
2
◎ジャガーメイル
注マイネルキッツ
…メイショウドンタク
△ナムラクレセント
…エアジパング
ウィリアムズ
松岡正海
武幸四郎
小牧 太
岩田康誠
2人気
4人気
16人気
7人気
12人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
12
12-16
12-16
4-12-16
12-16-4
590円
2,320円
4,190円
208,890円
911,660円

レース回顧
単勝2.6倍の1人気フォゲッタブルの敗因はやはり状態面だろう。6着とはいえ勝ち馬から1.6秒差、ここまで大敗する馬ではない。ダイヤモンドS激走の反動で阪神大賞典を回避、2週前がバタバタで最終追いでどうにか走れる状態にこぎつけたものの中身が伴っていなかった。それほどまでに厳寒期の長距離戦ダイヤモンドS激走の代償は大きかった。それは同レース好走メインストリーム、ドリームフライトの次走(大阪−ハンブルクC)での不可解な大敗にも如実に表れている。さて公言通り積極的に行った松岡マイネルキッツ。ミッキーペトラの2番手にピタリ付け、レースの実質的な主導権を握る。4角早めスパートから直線完全に抜け出し、これは2連覇濃厚かと思われた刹那、外からウィリアムズ・ジャガーメイル。ゴール前、全力を使い果たし左右にヨレ捲るマイネルキッツ。対して馬場の真ん中真っ直ぐに走り抜けたジャガーメイル。3/4馬身はその差に過ぎない。2着マイネルキッツが一番強い競馬をした。勿論いつもより早め中団に付けジワジワ進出、4角で先団に取り付き、全く脚を余すところなくメンバー最速33.7の豪脚繰り出し差し切ったジャガーメイル。ウィリアムズの落ち着き払った手綱捌きも賞賛に値。2頭から5馬身差3着に幸四郎メイショウドンタク。16人気。全く眼中になかった馬だが、実は3-4角持ったまま抜群の手応えで先団に踊り出たときは一瞬この馬にやられたかと観念。それほどまでの手応えだった。余力があった分最後の踏ん張りにつながり3着健闘。小牧ナムラクレセントが懸命に追い縋るも並びかけるまでに至らず4着。今回も道中やや折合いを欠いていた。末脚勝負に賭けたメイショウベルーガ、エアシェイディ、トウカイトリックらが4角で落馬寸前の大不利。大きく外に振られレースにならず。後方から行く馬は常にこういうリスクが付き纏う。









 

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