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2010年4月11日(日)2阪6 阪神10R
第70回桜花賞(GI)
3歳牝 芝1600m 定量
【百花繚乱・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
88 5 9 アパパネ 牝3 55 蛯名正義 差し 女王君臨
83 4 8 オウケンサクラ 牝3 55 安藤勝己 差し 強行軍も
82 6 11 エーシンリターンズ 牝3 55 福永祐一 先行 流込狙う
81 1 1 ショウリュウムーン 牝3 55 佐藤哲三 差し 試練の枠
86 2 3 アプリコットフィズ 牝3 55 横山典弘 先行 輸送カギ
83 8 17 シンメイフジ 牝3 55 岩田康誠 差し 一発目論
84 1 2 ギンザボナンザ 牝3 55 北村宏司 差し 根性ある
84 7 13 アニメイトバイオ 牝3 55 内田博幸 先行 上位十分
81 2 4 コスモネモシン 牝3 55 石橋 脩 差し 嵌まるか
75 3 6 ワイルドラズベリー 牝3 55 浜中 俊 差し デキは良
84 5 10 レディアルバローザ 牝3 55 和田竜二 先行 粘り極上
87 4 7 タガノエリザベート 牝3 55 川田将雅 追込 鬼脚披露
× 84 8 18 プリンセスメモリー 牝3 55 勝浦正樹 追込 末切れる
83 6 12 ステラリード 牝3 55 藤田伸二 自在 秘策練る
77 3 5 モトヒメ 牝3 55 大野拓弥 追込 前走健闘
79 7 15 サウンドバリアー 牝3 55 渡辺薫彦 追込 末脚警戒
82 8 16 ラナンキュラス 牝3 55 四位洋文 差し 母に続け
80 7 14 ジュエルオブナイル 牝3 55 幸 英明 差し 距離長い

近年には珍しい東高西低の桜花賞。アパパネ、アプリコットフィズの能力上位は認めてもダイワスカーレット、ブエナビスタのレベルには程遠く全幅の信頼?一昨年の700万とまではいかずとも波乱の決着濃厚。人気薄関西馬レディアルバローザ◎。前走フィリーズRは5着までが同タイムの大接戦、直線窮屈になりながら坂の手前でグイッと抜け出しG寸前まで先頭、最後ハナクビの3着もタレてはいない。外が伸びる馬場で最内で頑張り通した点を評価。◎同様先行渋太いギンザボナンザ○。大穴は末脚に賭けるタガノエリザベート&プリンセスメモリー。次点13,17,8。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
9
8
11
1
3
▲アパパネ
…オウケンサクラ
…エーシンリターンズ
…ショウリュウムーン
△アプリコットフィズ
蛯名正義
安藤勝己
福永祐一
佐藤哲三
横山典弘
1人気
3人気
11人気
5人気
2人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
9
8-9
9-8
8-9-11
9-8-11
280円
1,440円
2,430円
8,500円
38,520円

レース回顧
ゲート難抱えるアパパネ先入れ。多少梃子摺らせたが阪神JFほどではなくスンナリ収まる。逃げ馬不在。スローの展開は見えていた。近4戦千四を使っているレディアルバローザが行くとみたのだがいつも通り番手。アパパネが好発からハナに立つ勢いも蛯名は当然抑える。「機を見るに敏」な安藤勝、誰も行かぬと見るや積極的にハナ。まんまと前半3F35.6の超スローに持ち込む。アパパネは口を割って掛かり気味。その他の有力処も押さえるのに必死、団子状態となって進みこれは安勝してやったりと思えたがラストの追い比べで決め手の差。先団でジッと我慢のアパパネが満を持し追い出されるや先行グループをひとのみ。上がり34.1の末脚繰り出し完勝。早め先行策が奏功も安定感ある強い競馬。二冠目オークスも折合い次第だが大崩れはないだろう。結果論だがレディアルバローザはオウケンのレースをすれば残っていたはず。ミスとはいえぬスタートのちょっとした遅れと安勝への遠慮が響いた。直線レディを交わしエーシンリターンズ伸びるところクビ差凌いだオウケンサクラ。どちらも体調不安が囁かれ(特にエーシン)人気薄だったが底力発揮の2.3着。終わってみればチューリップ賞1〜3着馬にフラワーC勝ち馬が上位独占の本命決着。さて次走オークスで期待はアパパネを凌ぐ上がり34.0(メンバー最速)の豪脚でG前グイグイ迫った4着馬ショウリュウムーン。5着アプリコットフィズも自分のフィールド(府中二四)なら巻き返し十分。





 

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