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本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2010年3月21日(日)2中8 中山11R
第59回スプリングS(GII)
3歳 芝1800m 馬齢
【王者始動・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83 3 5 アリゼオ 牡3 56 横山典弘 先行 素質非凡
86 2 2 ゲシュタルト 牡3 56 勝浦正樹 先行 前走不利
90 2 3 ローズキングダム 牡3 56 小牧 太 差し 当然主役
82 6 11 サンライズプリンス 牡3 56 北村友一 先行 真価問う
× 81 4 6 バシレウス 牡3 56 蛯名正義 自在 充実顕著
76 4 7 アロマカフェ 牡3 56 田中勝春 追込 終い堅実
79 3 4 スティルゴールド 牡3 56 後藤浩輝 差し 上積ある
70 7 13 ジョーヴァリアント 牡3 56 戸崎圭太 先行 恵まれて
70 6 10 アグネスティンクル 牡3 56 柴田善臣 追込 通用疑問
76 7 12 サンディエゴシチー 牡3 56 浜中 俊 差し 一頓挫有
81 5 8 バーディバーディ 牡3 56 松岡正海 先行 一発目論
81 5 9 カワキタコマンド 牡3 56 武士沢友治 先行 複穴候補
86 8 14 サクラエルドール 牡3 56 福永祐一 差し 立て直す
77 8 15 ソリタリーキング 牡3 56 内田博幸 追込 台頭十分
70 1 1 アブラハムダービー 牡3 56 吉田 豊 追込 まず無理

人気は断然ローズキングダム。周知の通りここまで無傷の3連勝。その卓越したレースセンス/終いの爆発力は当代随一。単勝1.4倍も至当。然し目標はあくまで次走皐月賞・ダービー。八分の仕上げで臨むここは意外な伏兵に脚元をすくわれるシーンも。内から虎視眈々ゲシュタルト◎。前走こぶし賞は直線で勝ち馬オウケンサクラに前をカットされ手綱を引く不利。降着処分でもおかしくなかった斜行を受けながらメンバー最速の上がり34.6を繰り出し0.2秒差。鞍上勝浦、早目先行策で大本命馬に一泡。割って入れば追切出色・権利取りへ陣営躍起サクラエルドール、気性鍵も素質非凡アリゼオ、中京で圧巻の2連勝サンライズプリンス、セントポーリア賞が強かったバシレウス。次点8,9,4。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
5
2
3
11
6
注アリゼオ
◎ゲシュタルト
▲ローズキングダム
△サンライズプリンス
×バシレウス
横山典弘
勝浦正樹
小牧 太
北村友一
蛯名正義
2人気
10人気
1人気
3人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
5
2-5
5-2
2-3-5
5-2-3
600円
18,090円
36,980円
4,160円
64,470円

レース回顧
「他馬を気にするところがあるとルメールから聞いていた」(横山典)。武士沢カワキタコマンドを制し少し強引にハナを奪ったのは作戦。共同通信杯の負け方がその辺りにあるのならこの馬の評価を変えなければならない。前後の4Fをピタリ48.0、精密機械のようなラップを刻みまんまと逃げ切ったアリゼオ。横山典のインサイドワークが冴え渡っての見事な勝利だ。「厩舎サイドから期待のほどは聞いていた」(勝浦)。積極的な競馬で2着健闘のゲシュタルト。坂上からグイグイ伸びた脚勢は迫力十分。アリゼオに1馬身差まで迫り、ローズキングダムの猛追をアタマ差凌いでの2着は決してフロックではない。皐月賞でも狙い目十分。他ではバシレウス、アロマカフェが直線外から一瞬伸びかかるが先団には届かず掲示板が一杯、目を引いたのはインから伸びたサンライズプリンス。大トビで小回り中山は合わぬ印象。広々とした府中なら大駆けがある。さてローズキングダム陣営から本日3/23爆弾発言。「スプリングSの敗因は馬場。もっと悪くなる皐月賞はさらに厳しい。ダービー直行も視野」(橋口師)。久々のステップレースを0.2秒差3着なら悪くないのだが。原因は他にありそうだ。

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