HOME→レース回顧アーカイブ

本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 



2010年3月7日(日)2中4 中山11R
第47回弥生賞(GII)
3歳 芝2000m 馬齢
【伏兵注意・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
85.4 1 1 ヴィクトワールピサ 牡3 56 武  豊 自在 当然主役
85.4 3 3 エイシンアポロン 牡3 56 池添謙一 自在 逆転可能
× 84.2 2 2 ダイワファルコン 牡3 56 北村宏司 自在 複穴候補
80.0 7 11 ダイワバーバリアン 牡3 56 蛯名正義 先行 稽古動く
87.1 7 10 コスモヘレノス 牡3 56 石橋 脩 先行 充実顕著
75.0 5 7 ベストブルーム 牡3 56 高田 潤 差し まず無理
79.0 5 6 トーセンアレス 牡3 56 横山典弘 差し 鞍上腕撫
75.0 4 5 マコトヴォイジャー 牡3 56 柴田善臣 差し 通用疑問
81.0 4 4 ミッションモード 牡3 56 内田博幸 先行 道悪合う
75.0 8 12 ビッグバン 牡3 56 後藤浩輝 差し 何処まで
84.9 8 13 アドマイヤテンクウ 牡3 56 安藤勝己 自在 変幻自在
86.6 6 9 スマートジェネシス 牡3 56 松岡正海 先行 大穴候補
76.3 6 8 アースステップ 牡3 56 藤田伸二 差し 掲示板迄

良馬場ならヴィクトワールピサ、アドマイヤテンクウ、エイシンアポロンの所謂3強で堅く収まる公算も高かったが如何せんこの道悪、盤石とはいえまい。ストライド大きくコーナリングに難のあるヴィクトワールはこの中山最内枠は試練。有力処が試走に徹するここは伏兵台頭の余地十二分。前々走20キロ増から2連勝と充実顕著コスモヘレノス◎、番手追走から出し抜け狙う松岡スマートジェネシス○。3強の中では前にも行け道悪もこなせるエイシンアポロン、インから虎視眈々北村宏ダイワファルコン。次点4,11,6。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
1
3
2
11
10
注ヴィクトワールピサ
▲エイシンアポロン
×ダイワファルコン
…ダイワバーバリアン
◎コスモヘレノス
武  豊
池添謙一
北村宏司
蛯名正義
石橋 脩
1人気
2人気
7人気
6人気
8人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
1
1-3
1-3
1-2-3
1-3-2
170円
400円
6000円
2,010円
5,050円

レース回顧
長距離輸送、重馬場、そしてトリッキーな中山コースの最内枠。試練の一戦となったヴィクトワールピサだったがインが伸びる今の中山、武にしては珍しく終始インコースに拘り通し、見事雨の弥生賞を制した。ダメージを最小限に抑えての前哨戦勝ち。これは大きい。本番はますますいいイメージで臨めることだろう。昨日のチューリップ賞では直線前が詰まり通しで臍を噛んだ池添。「同じ轍は踏まじ」ときょうのエイシンアポロンでは積極的に飛ばし勝負処抜け出すタイミングもピタリ、完全に勝ちパターンの競馬だったが終わってみればヴィクトワールの引き立て役に過ぎなかった。半馬身と着差は僅かだがゴール前の脚色はまさに大人と子供、器の違いマザマザ。この半馬身は永遠に越えられない壁のようだ。そのヴィクトワールを徹底マーク、エイシンとヴィクトワールの轍を辿るように北村宏ダイワファルコン。狡い乗り方だが今の中山で外を回すのはもってのほか、あえて馬群を割るより強い馬の後ろをついていくほうが入着率は高い。北村宏らしい巧妙な乗り方。◎に狙った石橋脩コスモヘレノスは抑える競馬を試みたが掲示板確保が一杯。前記1-3着が馬場のいい最内の経済コースに対し、荒れた馬場の中ほどを通った同馬。外目枠も響いたか。自分の競馬ができれば何れGII程度は勝てる馬。穴に狙ったスマートジェネシスは道悪が全く合わずブービー負け。アドマイヤテンクウも間隔開いての-20キロ大敗、今後に影響しそうな負け方。


 

Top