本社の見解・レース結果・レース回顧
2010年3月6日(土)1阪3 阪神11R |
第17回チューリップ賞(GIII) |
3歳牝
芝1600m 馬齢 【波乱含み・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | 注 | … | … | × | 81.9 | 6 | 12 | ショウリュウムーン | 牝3 | 54 | 木村 健 | 先行 | 頭角現す |
◎ | … | … | △ | △ | 82.9 | 8 | 16 | アパパネ | 牝3 | 54 | 蛯名正義 | 差し | 女王登壇 |
注 | … | … | … | … | 79.8 | 2 | 4 | エーシンリターンズ | 牝3 | 54 | 岩田康誠 | 自在 | 前走度肝 |
○ | … | 注 | ▲ | 注 | 82.9 | 2 | 3 | オウケンサクラ | 牝3 | 54 | 小牧 太 | 差し | 豪脚披露 |
… | ○ | △ | ◎ | ○ | 84.9 | 1 | 2 | ラフォルジュルネ | 牝3 | 54 | 藤岡康太 | 自在 | 前走圧巻 |
… | … | … | … | … | 76.0 | 7 | 14 | ストレンジラブ | 牝3 | 54 | 藤岡佑介 | 差し | 掲示板迄 |
… | … | … | 注 | … | 77.3 | 8 | 15 | ワイルドラズベリー | 牝3 | 54 | 浜中 俊 | 差し | 頗る好調 |
… | … | … | … | … | 75.0 | 5 | 9 | プリムール | 牝3 | 54 | 安部幸夫 | 差し | ダート向き |
▲ | ◎ | ○ | … | ▲ | 84.3 | 5 | 10 | ベストクルーズ | 牝3 | 54 | 安藤勝己 | 差し | 堅実無比 |
… | ▲ | ◎ | ○ | ◎ | 86.6 | 3 | 5 | ヴィクトリーマーチ | 牝3 | 54 | 池添謙一 | 先行 | 勝負掛かり |
… | … | ▲ | … | … | 80.0 | 1 | 1 | ナムラボルテージ | 牝3 | 54 | 川田将雅 | 差し | 鞍上腕撫 |
… | △ | … | … | … | 81.1 | 6 | 11 | グリューネワルト | 牝3 | 54 | 福永祐一 | 先行 | 前走離れ |
… | … | … | … | … | 70.0 | 4 | 8 | シルククラリティ | 牝3 | 54 | 武幸四郎 | 先行 | 初芝懸念 |
△ | … | … | … | … | 77.3 | 4 | 7 | オメガブルーハワイ | 牝3 | 54 | 武 豊 | 差し | 上位窺う |
… | … | … | … | … | 73.6 | 3 | 6 | マスターセイレーン | 牝3 | 54 | 松山弘平 | 先行 | 大穴なら |
… | … | … | … | … | 76.0 | 7 | 13 | パミーナ | 牝3 | 54 | 小林徹弥 | 先行 | ダート向き |
2歳女王アパパネ登壇。断然の1人気は見えているが偉大な先達ウオッカ、ブエナビスタほどの器の大きさは?打倒アパパネの急先鋒は池添ヴィクトリーマーチ。デビュー2戦目で挑んだ前走エルフィンS、エーシンリターンズが抜け出した後G前グイグイ伸びた末脚は見処十分。キャリアの浅さと終始外を回った分の2着、今後間違ってもエーシンには負けまい。道悪・阪神替わりも問題なし、桜出走へ向け目イチの今回が狙い目。前走圧勝ラフォルジュルネ、安定随一ベストクルーズ、末脚随一オウケンサクラ、漸く頭角ショウリュウムーン。次点11,1,4。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
12 16 4 3 2 |
×ショウリュウムーン △アパパネ …エーシンリターンズ 注オウケンサクラ ○ラフォルジュルネ |
木村 健 蛯名正義 岩田康誠 小牧 太 藤岡康太 |
9人気 1人気 8人気 2人気 6人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
12 12-16 12-16 4-12-16 12-16-4 |
3,900円 5,980円 15,690円 23,510円 186,190円 |
レース回顧
エーシンリターンズがフライング気味の好スタート。しかしこのところ乗れている岩田。好発をグッと押さえ好位で我慢。これが最後アパパネとの小差2着争いに持ち込めた要因。それにしてもこの馬のスタートセンスの良さには驚かされる。さて、この馬より強いとして◎に推したヴィクトリーマーチ。上手く2番手で流れに乗れて直線向いても手応え十分、勝ち負け確実とみていたが勝負処でストレンジラブに前をカットされ、馬体を立て直した処を外からワイルドラズベリーの押圧→インに閉じ込められる不利でジエンド。再三の不利も響いたが所謂瞬発力のなさ/揉まれ弱さも露呈した。◎とは対照的に何の不利もなく直線馬場中央から抜け出したアパパネ。完全に勝ちパターンだったがその外から木村健ショウリュウムーン。並ぶ間もなく2歳女王を交わし去ってしまった。前走未勝利の勝ちっぷりもなかなかのものだったがきょうの勝利も実に鮮やか、アパパネを徹底マークしての完勝で正に堂々たるもの。一部まだフロック視する向きもあるがこれは本物、文字通り一頭地を抜く強さだった。4/11桜花賞でも努々軽視は禁物だろう。 |