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2010年2月14日(日)1回東京6日目11R
第60回ダイヤモンドS(GIII)
4歳以上 芝3400m ハンデ
【波乱必至・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
82.0 7 13 フォゲッタブル 牡4 57 武  豊 追込 飛躍の春
86.5 1 1 ベルウッドローツェ 牡4 52 松岡正海 先行 上昇一途
86.0 1 2 ドリームフライト 牡6 50 酒井 学 逃げ 一人旅か
× 83.3 4 8 メインストリーム 牡5 54 幸 英明 差し 末脚炸裂
82.2 5 10 トウカイトリック 牡8 57.5 大庭和弥 差し 3年前覇者
84.0 3 6 コパノジングー 牡5 52 勝浦正樹 差し 侮れない
82.8 5 9 メイショウドンタク 牡4 54 吉田 豊 先行 差はない
86.0 2 3 ヒカルカザブエ 牡5 56 横山典弘 差し 鞍上腕撫
80.5 3 5 ドットコム 牡5 53 吉田隼人 差し 恵まれて
78.3 7 14 ビエンナーレ 牝7 51 伊藤工真 追込 狙い辛い
80.1 6 12 ポップロック 牡9 57 田中勝春 追込 古豪健在
86.0 4 7 モンテクリスエス 牡5 56 北村宏司 追込 昨年覇者
83.0 6 11 ダイワワイルドボア 牡5 54 後藤浩輝 差し 秘策練る
80.8 8 16 エーシンダードマン 牡6 53 浜中 俊 差し 3度目挑戦
80.2 8 15 ハーマジェスティ 牝5 48 小林慎一郎 追込 裸同然も
2 4 ジャガーメイル 牡6 57 ルメール 追込 東京3201

荒れる長距離ハンデ重賞。人気はフォゲッタブル、ヒカルカザブエ、モンテクリスエスの3頭に集中もこの3頭でまともには収まらない。当レース波乱の立役者は例外なく54キロ以下の軽ハンデ馬。最内から虎視眈々52キロベルウッドローツェ◎。「5年前のウイングランツに似た雰囲気がある」(松岡)。単騎逃げ○ドリームフライトの2番手追走から直線抜け出す。強敵は5週連続重賞制覇懸かる横典ヒカルカザブエ、12〜1月3410と走るモンテクリスエス。末脚勝負で台頭はコパノジングー&メインストリーム。次点11,9,10。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
13
1
2
8
10
…フォゲッタブル
◎ベルウッドローツェ
○ドリームフライト
×メインストリーム
…トウカイトリック
武  豊
松岡正海
酒井 学
幸 英明
大庭和弥
1人気
6人気
10人気
5人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
13
1-13
13-1
1-2-13
13-1-2
220円
2,060円
2,740円
39,540円
151,370円

レース回顧
まさに「木を見て森を見ず」・・・。1)当レース近5年の前走有馬出走馬は1.3.4.3.4.1人気→4.11.10.13.4.12着、2)まったく外差しの利かぬ今の府中の馬場、この2点から断然人気フォゲッタブルを消したわけだが、それをあざ笑うかのような大外強襲フォゲッタブルの圧勝劇。内で懸命に粘り込み図るベルウッドローツェ、ドリームフライトをゴール前キッチリ差し切った。まさに力の違いをマザマザと見せ付けられた格好。1着に能力◎フォゲッタブル、2着に◎ベルウッドローツェ(6人気)、3着○ドリームフライト(10人気)ながら3連単15万を獲り損なった敗因は至って明快。ハナから「穴ありき」の予想で下手なデータに囚われ本質を見誤ったことに尽きる。もちろん人気通りのつまらぬ予想に堕落するつもりはないが、やはり「プロ」として「穴を狙いながらも安定性ある予想」を心がけなければならない。当社予想の肝である騎手ランクの補正含め、「攻守のバランス」を上手く取って行かねばならないと痛切に感じた。これから春のGIシリーズ/クラシックシーズンを前にキッチリ態勢を整えてまいります。さて、当レース次走注目馬は本格化なった感のフォゲッタブル、そして同馬と並びメンバー最速上がり34.9でゴール前急追、0.2秒差4着のメインストリーム。


 

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