本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年12月20日(日)5回中山6日目11R |
第61回朝日杯FS(GI) |
2歳
芝1600m 馬齢 【惑星注意・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
◎ | … | … | ○ | ▲ | 88.6 | 4 | 8 | ローズキングダム | 牡2 | 55 | 小牧 太 | 先行 | 薔薇一族 |
○ | 注 | ▲ | ◎ | ○ | 90.5 | 6 | 12 | エイシンアポロン | 牡2 | 55 | 池添謙一 | 自在 | 勝機十分 |
… | ▲ | 注 | … | 注 | 88.1 | 1 | 2 | ダイワバーバリアン | 牡2 | 55 | 蛯名正義 | 先行 | 堅実駆け |
… | … | … | … | … | 85.1 | 2 | 3 | ガルボ | 牡2 | 55 | 吉田隼人 | 差し | 足りない |
注 | … | ○ | 注 | × | 87.8 | 8 | 16 | ニシノメイゲツ | 牡2 | 55 | 北村宏司 | 自在 | 試練の枠 |
△ | △ | … | … | … | 87.3 | 3 | 6 | キングレオポルド | 牡2 | 55 | 柴田善臣 | 先行 | 前走優秀 |
… | … | … | … | … | 85.0 | 7 | 14 | キョウエイアシュラ | 牡2 | 55 | 三浦皇成 | 追込 | 掲示板迄 |
… | … | … | △ | … | 85.5 | 2 | 4 | ヒットジャポット | 牡2 | 55 | 江田照男 | 先行 | 乗替懸念 |
… | … | … | … | … | 85.5 | 5 | 9 | エーシンホワイティ | 牡2 | 55 | 安藤勝己 | 差し | 距離不安 |
… | … | … | … | … | 82.4 | 7 | 13 | エスカーダ | 牡2 | 55 | クラストゥス | 先行 | 通用疑問 |
… | … | … | … | … | 83.5 | 4 | 7 | バトルレッド | 牡2 | 55 | 田中勝春 | 差し | 大望は酷 |
… | … | … | ▲ | … | 86.4 | 3 | 5 | ダッシャーゴーゴー | 牡2 | 55 | 佐藤哲三 | 差し | 見限早計 |
… | ○ | ◎ | … | ◎ | 91.7 | 5 | 10 | ツルマルジュピター | 牡2 | 55 | 勝浦正樹 | 先行 | 粘り込む |
▲ | … | … | … | … | 86.5 | 8 | 15 | トーセンファントム | 牡2 | 55 | 内田博幸 | 追込 | 末脚堅実 |
… | ◎ | … | … | △ | 88.0 | 1 | 1 | バトルシュリイマン | 牡2 | 55 | 武士沢友治 | 逃げ | 絶好枠! |
… | … | △ | … | … | 85.4 | 6 | 11 | フローライゼ | 牡2 | 55 | 後藤浩輝 | 自在 | 伏兵の域 |
超人気薄ツルマルジュピター◎。特筆は京王杯2歳S。エイシンアポロンから0.2差、G寸前アニメイトバイオに際どく差され3着もあわやの粘り。府中千四であの走りなら中山マイルは間違いなく持つ。血統的には寧ろ距離延びてこそ。ズブさみせた前走(中山千二2着)がその証。メンバー的にハイペースはあり得ず前残りのシーン十分。逃げ宣言バトルシュリイマンの2番手追走から直線抜け出す。強敵はデイリー杯、京王杯の内容秀逸エイシンアポロン、2戦2勝の良血馬ローズキングダム。以下堅実駆けダイワバーバリアン、絶好枠バトルシュリイマン、中山2戦2勝ニシノメイゲツ。次点6,15,5。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
8 12 2 3 16 |
▲ローズキングダム ○エイシンアポロン 注ダイワバーバリアン …ガルボ ×ニシノメイゲツ |
小牧 太 池添謙一 蛯名正義 吉田隼人 北村宏司 |
1人気 2人気 5人気 12人気 7人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
8 8-12 8-12 2-8-12 8-12-2 |
230円 590円 980円 1,820円 6,720円 |
レース回顧
穴に狙ったツルマルジュピター(13人気)だがスタート直後隣の後藤フローライゼに激しくぶつけられ横に2頭分ほど吹っ飛ぶ。キャリアの浅い若駒だけにこれは致命傷。掛かり気味に行って直線失速も已む無し。敗因は距離ではない。精神的ダメージがなければ人気を落とした次走が絶好の狙い目となる。直線、はち切れんばかりの勢いでエイシンアポロンがインからグイッと抜け出すも外から小牧ローズキングダム。池添が懸命に馬体を併せ抜かせまいとするがローズの地力が一枚上。余裕綽々1馬身1/4差をつけての完勝。僚馬リディルの故障でラジオNIKKEI杯から朝日杯へ路線変更されたが、血統的にも走りっぷりもこれは完璧にマイラー。「ヴィクトワールピサから逃げた」との陰口も一部で囁かれたが、これで一族悲願のGI制覇。まさに瓢箪から駒である。来春3歳クラシックはこの馬とヴィクトワールピサの2頭が核となって進展するが現状スケールの大きさでヴィクトワール優位。次走注目は4着ガルボ。4戦目にして未勝利脱出→GI挑戦では通用疑問と軽視したが前走の未勝利勝ちの好時計/勝ちっぷりの良さは伊達ではなかった。4角インの苦しい位置から馬群を縫って直線グイグイ。前の2頭には及ばずも3着ダイワバーバリアンを明らかに凌ぐ脚色は目を引いた。窮屈なところがなければ優に3着はあった。近々必ず馬券になる馬、人気のある無しにかかわらず要マーク。 |