本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年12月6日(日)5回阪神2日目11R |
第10回ジャパンCダート(GI) |
3歳以上
ダ1800m 定量 【猛者集う・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
◎ | ○ | … | ○ | ◎ | 86.1 | 1 | 1 | エスポワールシチー | 牡4 | 57 | 佐藤哲三 | 先行 | 再度圧逃 |
▲ | … | … | △ | × | 82.2 | 6 | 12 | シルクメビウス | 牡3 | 56 | 田中博康 | 差し | 末脚炸裂 |
… | … | … | … | … | 78.8 | 5 | 9 | ゴールデンチケット | 牡3 | 56 | ルメール | 先行 | 見縊れぬ |
… | ▲ | … | ◎ | 注 | 83.3 | 1 | 2 | サクセスブロッケン | 牡4 | 57 | 内田博幸 | 先行 | 不安払拭 |
… | △ | ○ | 注 | △ | 82.9 | 2 | 3 | アドマイヤスバル | 牡6 | 57 | 勝浦正樹 | 先行 | 流込狙う |
○ | … | … | … | … | 82.0 | 8 | 16 | ワンダーアキュート | 牡3 | 56 | 和田竜二 | 先行 | 試練の枠 |
… | … | … | … | … | 80.5 | 3 | 6 | メイショウトウコン | 牡7 | 57 | 藤田伸二 | 差し | 復調気配 |
注 | … | … | … | … | 81.8 | 2 | 4 | ヴァーミリアン | 牡7 | 57 | 武 豊 | 自在 | 実績上位 |
… | ◎ | 注 | ▲ | ○ | 84.3 | 3 | 5 | マコトスパルビエロ | 牡5 | 57 | 安藤勝己 | 先行 | 安定随一 |
… | … | ◎ | … | ▲ | 83.6 | 4 | 8 | ダイショウジェット | 牡6 | 57 | 柴山雄一 | 差し | 前崩台頭 |
… | … | … | … | … | 78.2 | 5 | 10 | ボンネビルレコード | 牡7 | 57 | 的場文男 | 差し | ここでは |
… | 注 | … | … | … | 81.6 | 4 | 7 | ティズウェイ | 牡4 | 57 | マラージ | 先行 | 残り目注 |
… | … | △ | … | … | 81.5 | 6 | 11 | ラヴェリータ | 牝3 | 54 | 岩田康誠 | 追込 | 差はない |
… | … | ▲ | … | … | 81.9 | 7 | 13 | スーニ | 牡3 | 56 | 川田将雅 | 先行 | 距離課題 |
△ | … | … | … | … | 81.9 | 7 | 14 | ワンダースピード | 牡7 | 57 | 小牧 太 | 先行 | 複穴候補 |
… | … | … | … | … | 75.0 | 8 | 15 | マルブツリード | 牡6 | 57 | 浜中 俊 | 差し | 能力見劣 |
ダ7-1-0-1(唯一着外はフェブラリーS0.2差4着)の実績断然エスポワールシチー。強豪揃いの交流GIを2連勝、父Gアリュール譲りのタフな先行力を武器に素晴らしい充実ぶり。JBCクラシックをスルーしここ一本に絞ったローテは好感、最終追いは更に上昇示す瞠目の動き。最内枠だけにここは佐藤哲強気の逃げ、同型は揃ったが一気に押し切ってくれよう。安定感抜群マコトスパルビエロも稽古絶好で相手最有力。米ティズウェイ含め先行多数、先行激化/前潰れの展開ならダイショウジェットの鬼脚炸裂。脚元に爆弾抱えるサクセスブロッケンだが不安を払拭する好調教で注。穴は勝浦アドマイヤスバル、ここが試金石のシルクメビウス。次点16,14,13。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
1 12 9 2 3 |
◎エスポワールシチー ×シルクメビウス …ゴールデンチケット 注サクセスブロッケン △アドマイヤスバル |
佐藤哲三 田中博康 ルメール 内田博幸 勝浦正樹 |
1人気 5人気 12人気 4人気 13人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
1 1-12 1-12 1-9-12 1-12-9 |
310円 1,940円 3,160円 32,660円 131,960円 |
レース回顧
最内枠を引いた以上「行く一手」とみていたが大一番を前にするとやはり様々なパターンを考える佐藤哲。「最終的には逃げと決めたが時間がある(当日の騎乗は3Rと当レースの2鞍)ので色々邪念が入る」由。しかし一旦腹をくくれば動じぬ佐藤哲、ティズウェイが競りかけようが安勝が捲ってこようが自分の競馬を貫く。もちろん馬も強いが鞍上の肝の据わり具合が馬にも伝わったように私には思えた。GIで逃げて3馬身半、ゴール前後続を突き放してのものだけにこれは決定的。当分日本のダート界は同馬の天下となろう。2着はカタいとみていた内博サクセスブロッケンだが◎を負かしに行った分坂上で失速、替ってシルクメビウス、アドマイヤスバル。「ヨシ、3頭どれでもいい」と思ったのも束の間、またもやルメール=ゴールデンチケット。前に行って甘いゴールデンを何と追い込んで持ってきた。先週JCでのウオッカ先行策といい、まさにルメール魔術炸裂。スミヨンもそうだが大レースに対しての意気込み/研究熱心さが日本の騎手とは違う。後先考えずに乗れる有利さもある。有馬記念もルメール=フォゲッタブルには努々軽視禁物。 |