HOME→レース回顧アーカイブ

本社の見解・レース結果・レース回顧

 
 

 


 




2009年11月1日(日)4回東京8日目11R
第140回天皇賞(GI)
3歳以上 芝2000m 定量
【強豪激突・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
84 2 3 カンパニー 牡8 58 横山典弘 自在 衰えなし
84 1 2 スクリーンヒーロー 牡5 58 北村宏司 先行 遮眼変貌
91 4 7 ウオッカ 牝5 56 武  豊 自在 女帝君臨
86 7 15 オウケンブルースリ 牡4 58 内田博幸 追込 深淵臥竜
90 5 10 シンゲン 牡6 58 藤田伸二 差し 台頭十分
88 6 12 ドリームジャーニー 牡5 58 池添謙一 差し 充実の秋
88 3 5 ヤマニンキングリー 牡4 58 柴山雄一 先行 二千3210
84 8 18 エアシェイディ 牡8 58 後藤浩輝 差し 古豪健在
× 88 8 17 エイシンデピュティ 牡7 58 戸崎圭太 先行 激変ある
80 2 4 アドマイヤフジ 牡7 58 スミヨン 先行 鞍上注目
77 6 11 スマイルジャック 牡4 58 三浦皇成 差し 前走案外
93 4 8 キャプテントゥーレ 牡4 58 川田将雅 先行 皇位簒奪
83 7 14 サクラメガワンダー 牡6 58 福永祐一 差し 鉄砲走る
76 1 1 コスモバルク 牡8 58 松岡正海 先行 静観賢明
76 5 9 サクラオリオン 牡7 58 秋山真一郎 追込 掲示板迄
80 8 16 ホッコーパドゥシャ 牡7 58 岩田康誠 差し 相手強い
81 7 13 マツリダゴッホ 牡6 58 蛯名正義 先行 復活遂げ
85 3 6 アサクサキングス 牡5 58 四位洋文 先行 一発目論

盾連覇狙う女帝ウオッカ。然し毎日王冠と最終追いを見る限り昨年以上とは? 付け入る隙は十分。打倒ウオッカの急先鋒は上昇4歳、川田キャプテントゥーレ。初コース/大幅相手強化の今回だが、未知数=可能性。過去10年7勝2着3回3着4回と圧倒的優位に立つ4歳馬、タキオン×トニービンの血統背景も魅力。纏めて負かせば府中の鬼シンゲン。6歳馬だが休養長く今が充実期、上昇度では◎をも凌駕。距離二千3-2-1-0ヤマニンキングリー、深淵臥竜オウケンブルースリ、叩き一変エイシンデピュティ。以下12,6,18。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
3
2
7
15
10
…カンパニー
…スクリーンヒーロー
○ウオッカ
△オウケンブルースリ
▲シンゲン
横山典弘
北村宏司
武  豊
内田博幸
藤田伸二
5人気
7人気
1人気
3人気
2人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
3
2-3
3-2
2-3-7
3-2-7
1,150円
16,490円
29,270円
9,970円
102,110円

レース回顧
「きょうもとんでもないデキ。これまで乗った中で一番良かった」(横山典)。まさに驚異の8歳、進化するカンパニー。父の名譲りのミラクルぶり発揮し遂にGI奪取。ウオッカ、スクリーンヒーローに1馬身3/4の完勝、その上がり驚異の32.9、勝ち時計1.57.2(昨年のウオッカに並ぶタイレコード)は素直に賞賛に値。年齢ばかりクローズアップされているが人間にたとえればまだ32-33歳。ワールドシリーズMVPの松井より若いのである。まさに無事是名馬、大器晩成を地で行くカンパニー。ゴール前の勢いも凄かったが検量室でもすっ飛んで行き横山典を手古摺らせた元気さが強く印象に残った。引退レースとなる次走マイルCSも有力だろう。2着スクリーンヒーローは叩き台ながら実に渋太く粘り次走JC要注。ウオッカはラスト差し返されたあたり完全にピークは過ぎた感。キャプテントゥーレは終始マツリダゴッホら強豪古馬に執拗にマークされ「プレッシャーに負けた」(川田)。上位3頭には千切られたもののオウケンブルースリのラストじわじわ伸びた脚は見処。間違いなく距離延びて真価発揮の馬。


 

Top