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2009年10月18日(日)4回京都4日目11R
第14回秋華賞(GI)
3歳牝 芝2000m 馬齢
【惑星注意・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
90 3 5 レッドディザイア 牝3 55 四位洋文 差し 惜敗続き
83 6 12 ブロードストリート 牝3 55 藤田伸二 差し 前走鮮か
90 2 3 ブエナビスタ 牝3 55 安藤勝己 追込 視界良好
93 5 10 クーデグレイス 牝3 55 川田将雅 先行 粘り極上
81 2 4 ミクロコスモス 牝3 55 武  豊 追込 人気先行
90 7 14 ジェルミナル 牝3 55 福永祐一 先行 巻き返す
80 6 11 ワンカラット 牝3 55 藤岡佑介 追込 複穴候補
80 7 13 アイアムカミノマゴ 牝3 55 小牧 太 差し あと一歩
80 4 8 ラインドリーム 牝3 55 幸 英明 追込 掲示板迄
81 8 18 デリキットピース 牝3 55 柴田善臣 先行 素質互角
85 7 15 ハシッテホシーノ 牝3 55 松岡正海 先行 一発目論
81 8 16 モルガナイト 牝3 55 秋山真一郎 差し 勢いある
82 1 2 パールシャドウ 牝3 55 三浦皇成 先行 差はない
81 3 6 ヴィーヴァヴォドカ 牝3 55 村田一誠 先行 戦法変更
70 5 9 イイデエース 牝3 55 浜中 俊 差し 能力見劣
70 1 1 ホクトグレイン 牝3 55 田中博康 先行 鞍上不安
82 4 7 ダイアナバローズ 牝3 55 角田晃一 差し 前走度肝
× 84 8 17 ワイドサファイア 牝3 55 岩田康誠 自在 外枠好材

川田クーデグレイス◎。10人気と見縊られていた前走ローズSだが果敢に2番手追走から直線早め先頭、ゴール寸前までよく粘って3着健闘。1.2.4.5着の4角通過順=8.12.10.12だけに価値大。今回も人気薄だが先行断然有利の京都内二千、気分よく先行できれば再度アッといわせるシーン十二分。巻き返し期す福永ジェルミナル○、桜・樫ともに負けて強しのレッドディザイア▲。勿論末脚の破壊力No.1ブエナビスタ三冠達成のシーンも十分。穴は松岡ハシッテホシーノ、岩田ワイドサファイア。以下12,7,2。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
5
12
3
10
4
▲レッドディザイア
…ブロードストリート
注ブエナビスタ(2位降着)
◎クーデグレイス
…ミクロコスモス
四位洋文
藤田伸二
安藤勝己
川田将雅
武  豊
2人気
3人気
1人気
7人気
4人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
5
5-12
5-12
3-5-12
5-12-3
320円
1,340円
1,840円
640円
4,640円

レース回顧
藤田ブロードストリートが大きく煽り、武ミクロコスモスも出遅れ。抑えることも示唆していたヴィーヴァヴォドカ陣営だがやはりハナ、岩田ワイドサファイアが掛かって2番手。結果前半58.0-後半60.2の極端な前傾ラップとなり出遅れ組含め差し追込馬がゴール前台頭した。その中でまたもや先行馬で唯一掲示板に載ったクーデグレイス。結果論だがもう少し抑えて行けば好勝負になっていた可能性。しかし何れ時間の問題で重賞は獲れる馬。追い続けて絶対に損はない馬だ。さて問題の安勝ブエナビスタ2→3着降着。確かに4角外に張ったが「急に」ではない。ぎりぎり許容範囲だろう。内埒沿いバテて下がってきた岩田ワイドを避けながら後方の有力馬を封印する安勝ならではの好プレイとみたが相手(藤田)が悪かったか。直線もかなり外斜行しながらレッドディザイアに詰め寄るも僅かに及ばず。そしてインから急追ブロードストリート。しかし「スムーズなら突き抜けていた」(藤田)かどうかは微妙。やはり一番強いのはブエナビスタとみる。戦前から危惧されていたトリッキーな京都内二千、そして内目3番枠がブエナに裏目に出た。競馬にタラレバは禁句だがもし外枠ならあのコース取りはなく楽に勝っていたはず。この辺りが所謂差し追込馬の弱点。その差し脚質にしては成績安定レッドディザイアが桜・樫の鬱憤を晴らしラスト一冠を手中に。「スタッフ一丸になっての渾身の仕上げ」(四位)が見事実った。現状エリザベス女王杯出走は未定だが是非再戦を望みたい処。ブエナ、ブロードとの雌雄はまだ決していない。


 

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