本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年10月4日(日)4回中山8日目11R |
第43回スプリンターズS(GI) |
3歳以上
芝1200m 定量 【王座簒奪・ハイペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | ◎ | … | … | 注 | 90 | 7 | 13 | ローレルゲレイロ | 牡5 | 57 | 藤田伸二 | 先行 | 速度随一 |
○ | ▲ | … | ◎ | ○ | 93 | 5 | 9 | ビービーガルダン | 牡5 | 57 | 安藤勝己 | 先行 | 昨年以上 |
注 | … | … | … | … | 88 | 6 | 12 | カノヤザクラ | 牝5 | 55 | 小牧 太 | 差し | 前走不利 |
… | … | … | … | … | 85 | 4 | 8 | アイルラヴァゲイン | 牡7 | 57 | 津村明秀 | 差し | 叩いたが |
◎ | ○ | ○ | … | ◎ | 94 | 1 | 2 | アルティマトゥーレ | 牝5 | 55 | 松岡正海 | 先行 | 真向勝負 |
… | … | ▲ | ▲ | △ | 89 | 2 | 3 | トレノジュビリー | 牡6 | 57 | 岩田康誠 | 差し | 時計随一 |
… | … | … | … | … | 86 | 8 | 15 | アーバニティ | 牡5 | 57 | 北村宏司 | 差し | 素質非凡 |
… | … | 注 | … | … | 88 | 3 | 5 | マルカフェニックス | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 追込 | 上昇気運 |
… | … | … | △ | … | 87 | 7 | 14 | サンダルフォン | 牡6 | 57 | 四位洋文 | 追込 | 鬼脚秘め |
… | … | △ | … | … | 87 | 5 | 10 | ソルジャーズソング | 牡7 | 57 | 内田博幸 | 追込 | 叩き良化 |
… | … | … | … | … | 86 | 6 | 11 | プレミアムボックス | 牡6 | 57 | 鮫島良太 | 追込 | 複穴候補 |
△ | △ | … | ○ | × | 89 | 2 | 4 | キンシャサノキセキ | 牡6 | 57 | 三浦皇成 | 先行 | 資質相当 |
… | 注 | … | … | … | 88 | 3 | 6 | グランプリエンゼル | 牝3 | 53 | 熊沢重文 | 先行 | 3歳代表 |
… | … | ◎ | 注 | ▲ | 91 | 8 | 16 | アポロドルチェ | 牡4 | 57 | 勝浦正樹 | 追込 | 台頭十分 |
… | … | … | … | … | 80 | 1 | 1 | ヤマニンエマイユ | 牝6 | 55 | 田中勝春 | 追込 | 通用疑問 |
▲ | … | … | … | … | 88 | 4 | 7 | シーニックブラスト | セ5 | 57 | ザーラ | 追込 | 豪脚披露 |
前哨戦のセントウルS圧勝アルティマトゥーレ◎。堂々正攻法の競馬でスリープレスナイト以下を突き放し2馬身半は決定的。同レース2.3着馬不在のここは見下ろしの一戦。懸念は軽すぎる稽古と「何の不安もない」(松岡)の過信。強敵はキーンランドCで力の違いを見せ付け完勝ビービーガルダン、前2戦不利の連続で成績平凡も末脚の切れ随一アポロドルチェ。復活期す春の王者ローレルゲレイロ、持ち時計一番トレノジュビリー、そして昨年2着キンシャサノキセキのスプリント資質も相当。以下6,5,12。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
13 9 12 8 2 |
注ローレルゲレイロ ○ビービーガルダン …カノヤザクラ …アイルラヴァゲイン ◎アルティマトゥーレ |
藤田伸二 安藤勝己 小牧 太 津村明秀 松岡正海 |
6人気 2人気 8人気 16人気 1人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
13 9-13 13-9 9-12-13 13-9-12 |
1,380円 2,140円 5,630円 11,660円 66,890円 |
レース回顧
今さらながらだが関西と関東のレベルの差が出た結果といえようか。あるいは男馬と女馬の差、さらにはベテラン騎手と若手騎手の差が出たともいえる。1人気に推され慎重に乗り過ぎた松岡アルティマトゥーレ。インコース番手の競馬は人馬とも想像以上にプレッシャー/ストレスがかかる。戦前「何の不安もない。後ろの馬に差されることはない」とビッグマウス。これが藤田、安勝、横山典らにどう届いたか。スタート後の藤田の気迫追い、そして3角から4角にかけての横山典と安勝の手綱捌き、直線向いてのせめぎ合い(ラフプレイすれすれの松岡への押圧)に如実に表われている。リプレイを見られたし。「この小僧、百年早いわ」といったところだろう。さて前半3F32.9のハイラップで逃げその侭押し切ってしまったローレルゲレイロ。藤田の気迫勝ちといったところか。安勝ビービーガルダンの猛追を僅か1センチ差で凌いだ。そして2頭から1馬身半差3着にこれも百戦錬磨のベテラン小牧カノヤザクラ。陣営も「そろそろ目に見えぬ夏の疲れが」と懸念していたがまだまだ余勢十分。先行勢が上位を占める中、唯一頭33秒台で追い込んできた。繰り返しになるが自分の競馬に徹した海千山千のベテラン勢=藤田、安勝、小牧に対し、公言しながらそれができなかった25歳松岡。その分の5着敗退といえよう。 |