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本社の見解・レース結果・レース回顧

   

2008年5月18日(日) 2回東京8日目 11R
第3回ヴィクトリアマイル(GI)
4歳以上牝 芝1600m 定量
【波乱含み・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
92 3 6 エイジアンウインズ 牝4 55 藤田伸二 自在 勢い随一
87 5 9 ウオッカ 牝4 55 武  豊 追込 人気先行
90 1 2 ブルーメンブラット 牝5 55 後藤浩輝 自在 充実顕著
87 6 12 ヤマニンメルベイユ 牝6 55 柴山雄一 先行 粘り極上
95 7 13 ニシノマナムスメ 牝4 55 吉田隼人 自在 台頭十分
80 3 5 ピンクカメオ 牝4 55 内田博幸 追込 得意舞台
90 2 4 ジョリーダンス 牝7 55 安藤勝己 自在 衰えなし
87 8 17 ベッラレイア 牝4 55 秋山真一郎 差し 久々何の
85 6 11 トウカイオスカー 牝4 55 横山典弘 差し 穴に一考
70 4 7 タニノハイクレア 牝4 55 的場勇人 差し まず無理
80 8 18 レインダンス 牝4 55 武幸四郎 自在 素質互角
70 7 14 タイキマドレーヌ 牝5 55 北村友一 差し 力量見劣
90 8 16 マイネカンナ 牝4 55 岩田康誠 差し 上昇魅力
80 2 3 ローブデコルテ 牝4 55 福永祐一 自在 試行錯誤
× 89 4 8 パーフェクトジョイ 牝5 55 池添謙一 差し 侮れない
70 1 1 テンイムホウ 牝6 55 柄崎将寿 差し 有得ない
70 7 15 ベルモントプロテア 牝4 55 小野次郎 差し ダート馬
70 5 10 アルコセニョーラ 牝4 55 田中勝春 追込 大望は酷

ウオッカ消し。あのダービー激走以後、京都記念まで1.1.2.3.2人気→8.3.4.11.6着。費用対効果は最悪である。前走ドバイで健闘といえども4着どまり。今回牝馬同士で4-1-0-0の千六、武鞍上で断然の1人気だが所謂「負け癖」のついた馬は狙えない。「牝馬は格より調子」。充実顕著ニシノマナムスメ◎。前走カンパニーに肉薄の末脚は本物。勢い随一エイジアンウインズ○。鞍上腕撫すブルーメンブラット&ジョリーダンス。岩田マイネカンナ&堅実パーフェクトジョイが穴。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
6
9
2
12
13
○エイジアンウインズ
…ウオッカ
▲ブルーメンブラット
…ヤマニンメルベイユ
◎ニシノマナムスメ
藤田伸二
武  豊
後藤浩輝
柴山雄一
吉田隼人
5人気
1人気
4人気
13人気
2人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
6
6-9
6-9
2-6-9
6-9-2
1,340円
1,670円
4,520円

3,240円
23,000円

レース回顧
ウオッカの取捨が最大のポイントだった。帰国直後のガレた馬体、先着はしたものの迫力を欠いた最終追いから自信の無印とした。実際馬体重も京都記念の494キロから-16キロの478キロ。この時点で自信→確信に変わったのだが・・・。レースは内田博ピンクカメオが意表を付く逃げ。2番手ヤマニンメルベイユ、3番手に◎ニシノマナムスメ。4角手応え十分に躍り出てきたときは「ヨシ!」と声が出かかったが、直線向いてからがジリジリとしか伸びず5着。敗因は前半3F35.7、千通過1分ジャストという、マイルのGIとしては考えられぬスローペース。中団でガッチリ溜め「この馬の力を信じて追った」(藤田)エイジアンウインズ、「このところ終いが甘くなる競馬が続いていたのでギリギリまで追い出しを我慢した。しかしまだ本当ではない」(武)ウオッカ、「(4角4番手の)絶好位で競馬が出来たが千六がギリギリの分、最後のひと踏ん張りが・・・」(横山典)ブルーメンブラット。結果この上位3頭の上がりは全て33秒台。◎ニシノマナムスメ含め前に行った3頭は34秒台。この「決め手」の違いが如実に結果に出た。ヤマニン、ピンクは展開に恵まれ健闘したといえるが、◎ニシノは実に悔やまれる敗戦。然し速い上がりがなかっただけで見限りは早計。努々「穴の西山」忘るべからず。

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