本社の見解・レース結果・レース回顧
2008年3月8日(土) 1回阪神3日目 11R |
第15回チューリップ賞(GIII) |
3歳牝 芝1600m
馬齢 【伏兵数多・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
注 | ▲ | … | ○ | △ | 77 | 5 | 10 | エアパスカル | 牝3 | 54 | 藤岡佑介 | 先行 | 前走離れ |
◎ | … | … | ◎ | ◎ | 88 | 1 | 2 | トールポピー | 牝3 | 54 | 池添謙一 | 差し | 女王始動 |
○ | △ | ◎ | … | 注 | 78 | 8 | 15 | オディール | 牝3 | 54 | 安藤勝己 | 先行 | 調教不満も |
▲ | ◎ | ▲ | ▲ | ○ | 86 | 2 | 4 | スペルバインド | 牝3 | 54 | 四位洋文 | 自在 | 上位十分 |
… | … | … | … | … | 72 | 7 | 13 | ヤマカツオーキッド | 牝3 | 54 | 長谷川浩大 | 差し | 掲示板迄 |
… | … | … | … | … | 70 | 4 | 8 | ムードインディゴ | 牝3 | 54 | 上村洋行 | 差し | 大敗後で |
… | … | 注 | … | … | 75 | 8 | 16 | ハイカックウ | 牝3 | 54 | 川田将雅 | 差し | 芝未勝利も |
… | … | … | … | … | 72 | 6 | 12 | ジョイフルスマイル | 牝3 | 54 | 吉田 稔 | 差し | 入着一杯 |
△ | … | … | … | … | 73 | 6 | 11 | メイショウジェイ | 牝3 | 54 | 飯田祐史 | 先行 | 前走圧巻 |
… | 注 | … | … | … | 75 | 1 | 1 | マルチメトリック | 牝3 | 54 | 福永祐一 | 先行 | 未知魅力 |
… | ○ | △ | 注 | ▲ | 89 | 7 | 14 | コウヨウマリーン | 牝3 | 54 | 幸 英明 | 先行 | 積極策で |
… | … | ○ | … | × | 76 | 4 | 7 | ギュイエンヌ | 牝3 | 54 | 岩田康誠 | 差し | 頭角現す |
… | … | … | … | … | 72 | 5 | 9 | ユキノサッシュ | 牝3 | 54 | 小牧 太 | 差し | 一概には |
… | … | … | … | … | 70 | 2 | 3 | オペラセリア | 牝3 | 54 | 赤木高太郎 | 追込 | まず無理 |
… | … | … | △ | … | 75 | 3 | 6 | メジロアースラ | 牝3 | 54 | 石橋 守 | 差し | 侮れない |
… | … | … | … | … | 70 | 3 | 5 | ニックバイエフオー | 牝3 | 54 | 松平幸秀 | 差し | 静観賢明 |
2歳女王トールポピー◎。兄フサイチホウオー同様気性的に幼い面あり、早熟で終わる可能性も無きにしも非ずだが、目下の完成度の高さから中心視は当然。阪神JFではこちらのほうが寧ろ高評価だったオディール。結果4着も0.3秒差。差し有利の流れの中で唯一先行して掲示板に載った。安定味ではこちらが上位だが調教の遅れは不満。注。セントポーリア賞0.2秒差スペルバインド○、すんなり先行なら渋太いコウヨウマリーン▲、ダ変更の前走度外視エアパスカル△、未知の魅力ギュイエンヌ×。1,6,16も差なく混戦模様。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
10 2 15 4 13 |
△エアパスカル ◎トールポピー 注オディール ○スペルバインド …ヤマカツオーキッド |
藤岡佑介 池添謙一 安藤勝己 四位洋文 長谷川浩大 |
5人気 1人気 2人気 3人気 9人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
10 2-10 10-2 2-10-15 10-2-15 |
1,380円 1,060円 3,780円 960円 9,500円 |
レース回顧
好発はトールポピー、コウヨウマリーン。然しそれを制して外から藤岡佑△エアパスカル。メンバー的に前目に行くだろうとはみていたが逃げるシーンまでは想定していなかった。それでも千通過1.01.3。九分九厘スローで流れ、先行絶対有利な阪神マイル。強力同型不在で結果的に逃げ切りの格好となった。「特に何も考えてなかった。馬のリズムを崩さないように走らせることを心掛けた」(藤岡佑)。元々小柄なウォーエンブレム産駒、きょうも-8キロの馬体減で418キロ。確かに勝負根性に非凡なものがあるが、多分に展開に恵まれた感あり、もし桜花賞で過剰人気なるようなら危険かもしれない。全く差のない2.3着に◎トールポピー、注オディール。阪神JFとは打って変わってトールポピーが先行、オディールが後方から。トールポピーは休み明けの分伸びきれなかったが次回は変わる。然し絶対的な存在ではない。問題はオディール。追い切りで煽られ、レース前のイレ込みも目立った。「体も減っていたし、状態は本物ではなかった」(安藤勝)。それで後方追走→大外回しの競馬となったのだろうが、終いの脚力は一頭図抜けていた。上がり33.5は勝ち馬エアパスカルを優に1秒凌ぐもの。この後うまく馬体を立て直せれば桜の女王に最も近いのはこの馬。 |