本社の見解・レース結果・レース回顧
2008年3月1日(土) 1回阪神1日目 11R |
第17回アーリントンC(GIII) |
3歳 芝1600m
別定 【波乱含み・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | ◎ | … | △ | 注 | 82 | 8 | 12 | ダンツキッスイ | 牡3 | 56 | 藤田伸二 | 逃げ | 押し切る |
… | ○ | △ | … | … | 76 | 4 | 5 | エーシンフォワード | 牡3 | 56 | 福永祐一 | 先行 | 見限早計 |
… | … | … | … | … | 71 | 3 | 3 | ディープスカイ | 牡3 | 56 | 幸 英明 | 追込 | 穴中の穴 |
… | ▲ | … | 注 | … | 73 | 5 | 7 | ノットアローン | 牡3 | 56 | 藤岡佑介 | 自在 | 前走離れ |
△ | △ | ▲ | … | △ | 79 | 1 | 1 | ミッキーチアフル | 牡3 | 56 | 四位洋文 | 差し | あと一歩 |
○ | … | ◎ | ◎ | ◎ | 95 | 6 | 8 | ドリームガードナー | 牡3 | 56 | 安藤勝己 | 差し | 当然主力 |
… | … | … | … | … | 70 | 7 | 11 | オースミスパーク | 牡3 | 56 | 角田晃一 | 差し | 連闘警戒 |
◎ | … | 注 | ▲ | ○ | 92 | 8 | 13 | ポルトフィーノ | 牝3 | 54 | 武 豊 | 先行 | 超良血馬 |
▲ | … | ○ | … | ▲ | 84 | 5 | 6 | アポロドルチェ | 牡3 | 57 | 後藤浩輝 | 差し | 巻き返す |
注 | … | … | ○ | × | 78 | 2 | 2 | スマートファルコン | 牡3 | 56 | 池添謙一 | 追込 | 距離最適 |
… | 注 | … | … | … | 72 | 7 | 10 | ロードニュースター | 牡3 | 56 | 武幸四郎 | 先行 | 前走評価 |
… | … | … | … | … | 70 | 6 | 9 | ルールプロスパー | 牡3 | 56 | 和田竜二 | 先行 | 流込狙う |
|
出 | 走 | 取 | 消 |
|
4 | 4 | フェイムロバリー | 牡3 | 56 | 川田将雅 | 追込 | 感冒の為 |
超良血ポルトフィーノが断然人気。2戦2勝の内容は共に圧勝で鞍上武。単勝2倍を切る圧倒的人気を集めよう。ここ男馬相手に再度楽勝なら桜花賞戦線の最有力候補に躍り出る。ただ2戦の内容がともに超スローでの逃げ切り。「揉まれ込んだ時の課題は残る」(角居師)。大外枠は恵まれたが試金石の一戦。○迄。歴戦の男馬、安勝ドリームガードナー◎。G前の叩き合いになれば力で捻じ伏せる。巻返期すアポロドルチェ▲、同型不在ダンツキッスイ注、距離・コース合うミッキーチアフル△、稽古上々スマートファルコン×。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
12 5 3 7 1 |
注ダンツキッスイ …エーシンフォワード …ディープスカイ …ノットアローン △ミッキーチアフル |
藤田伸二 福永祐一 幸 英明 藤岡佑介 四位洋文 |
5人気 9人気 10人気 8人気 7人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
12 5-12 12-5 3-5-12 12-5-3 |
1,970円 21,660円 43,520円 108,190円 896,050円 |
レース回顧
穴に狙ったフェイムロバリーが急遽出走取消で12頭立て。人気サイドの決着濃厚かと思われたが然に非ず。2戦2勝の武ポルトフィーノが気性難露呈し8着凡走、2人気安勝ドリームガードナーも見せ場なく6着敗退。武と安勝の人気2頭が枕を並べて討ち死にとなればこの配当となる。前走ダート勝ちが見縊られたか藤田ダンツキッスイは5人気の伏兵扱い。無理せずスッとハナ、強力同型不在にも恵まれたが3角で10馬身離す大逃げ。4角過ぎても6〜7馬身。この時点で注ダンツキッスイの逃げ切り確定。折り合いに苦労しながらも4角では好位に取り付いていたポルトとドリームだが直線全く伸びず。終始2番手追走していたノットアローンが渋太く粘る。その内からスルスルと福永エーシンフォワード、そして大外一気にディープスカイの豪脚。然しそれら熾烈な2着争いを尻目に藤田ダンツキッスイ。所謂影をも踏ませぬまさにオイデオイデの大楽勝。前述人気2頭のみならず、ミッキーチアフル、アポロドルチェ、スマートファルコンらも全くいいところなく惨敗、唯一頭ダンツキッスイの強さばかりが目に焼き付けられた。「ムキになることなく折り合いピタリ。ゴールが短く感じた。単なる逃げ馬では終わらないよ」とはレース後の藤田の談話。サイレントフォース、ロードアリエス、モンテクリスエスと粒揃いの今年のシンボリクリスエス産駒の中で見事重賞初制覇を成し遂げた。母父タイキシャトル。二千がギリギリだろうが今後とも要マーク。 |