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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2008年2月23日(土) 2回京都7日目 11R
第101回京都記念(GII)
4歳以上 芝2200m 別定
【強豪集結・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
92 5 10 アドマイヤオーラ 牡4 57 安藤勝己 追込 終い随一
94 7 14 アドマイヤフジ 牡6 57 川田将雅 自在 復活成る
77 4 8 シルクフェイマス 牡9 57 福永祐一 先行 長欠叩き
94 3 5 ドリームパスポート 牡5 57 松岡正海 差し 負けられぬ
88 2 4 トウショウナイト 牡7 57 武士沢友治 先行 安定勢力
82 8 16 ウオッカ 牝4 56 四位洋文 追込 稀代名牝
77 3 6 センカク 牡6 57 角田晃一 差し 一概には
80 8 15 トウカイトリック 牡6 57 幸 英明 差し 複穴候補
78 6 12 トウカイエリート 牡8 57 池添謙一 差し 条件合う
70 1 1 エーティーボス 牡4 56 赤木高太郎 追込 大望は酷
87 7 13 ダークメッセージ 牡5 57 武  豊 追込 鞍上奮起
× 82 2 3 サンバレンティン 牡7 57 佐藤哲三 追込 大外強襲
76 4 7 ヴィータローザ 牡8 57 小牧 太 差し 鉄砲走る
72 1 2 タイキマドレーヌ 牝5 55 ペリエ 差し 家賃高い
75 5 9 フサイチホウオー 牡4 56 ルメール 追込 どうした
78 6 11 アイポッパー 牡8 58 藤田伸二 自在 長欠明け

一にも二にもウオッカの取捨が当レース最大のポイント。周知の通り64年ぶりに男馬を打ち負かしダービーを制した稀代の名牝。然しあの驚愕のダービーから4戦、8,3,4,11着。その人気1,1,2,3人気。CPが悪いことこの上ない。ダービー激走後人気で凡走続きの馬は買えない。ここも1人気だろうがズバリ消し。完全復活成ったアドマイヤフジ◎、京都2-3-0-0ドリームパスポート○、終い随一アドマイヤオーラ▲、先行渋太いトウショウナイト注、稽古瞠目ダークメッセージ△、大外強襲サンバレンティン×。以下16,15,12。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
10
14
8
5
4
▲アドマイヤオーラ
◎アドマイヤフジ
…シルクフェイマス
○ドリームパスポート
注トウショウナイト
安藤勝己
川田将雅
福永祐一
松岡正海
武士沢友治
1人気
4人気
11人気
3人気
6人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
10
10-14
10-14
8-10-14
10-14-8
330円
900円
1,580円

20,400円
78,590円

レース回顧
サンバレンティンがスタートで大きく煽って最後方。如何な追い込み馬でもこの不利は大きい。結局見せ場もなく12着凡走。逆に好スタートのシルクフェイマスが久々に見せ場十分の走り。4年前の当レース覇者。昨年もシックスセンスの僅差4着だけに要警戒の一頭だったが如何せん明け9歳・・・しかし近年(特に重賞R)は年齢に囚われていては馬券が獲れぬ傾向にある(フェブラリーSも過去10年0-0-0-13の8歳馬ブルーコンコルドが2着)・・・。さてその9歳シルクフェイマスの逃げ。千通過1.01.7の超スローながら3角下りで後続に7〜8馬身、4角回って3〜4馬身。これはこのまま逃げ切りかと思われた刹那、馬群の外からアドマイヤオーラ。 安勝特有の大きなアクションでグイグイ伸びる。他馬とは力の違い歴然に1馬身1/4差の完勝。マイラー色の強い同馬だったが「直線はヨレることなく真っ直ぐ。距離はもっと伸びても良さそう」(安藤勝)。次走何処を使うか注目だ。2着争いが大激戦。シルクフェイマスが渋太く粘るところ安勝オーラの後を縋るように◎アドマイヤフジ。プラス20キロがどうかと思っていたが、川田の鬼追いでギリギリ2着を確保。インで一瞬抜け出した注トウショウナイトはG前タレて5着。○松岡ドリームパスポートも恰もAJCCのリプレイをみるかのような歯がゆい脚色で4着。あと2〜3mあれば差していたが・・・。2〜5着まで同タイムの大接戦の後、半馬身遅れ6着にウオッカ。掛かり気味に後方追走→4角大外ブン回しでは強豪牡馬相手には通用しない。56キロ背負い上がり33.8はメンバー中最速。弱い馬ではないが不器用な馬。人気に見合う強い馬でないことは明らか。レース見解にも書いたが、これでダービー以後1.1.2.3.2人気→8.3.4.11.6着。出走する以上常に人気になるが、所謂間尺に合わない馬。これ以上の深追いは禁物だろう。全く覇気のない走りでブービー負けのフサイチホウオーも同様。△武ダークメッセージは道中ロスなく内目を回り、直線も同馬なりに伸びてはいるのだがあまりにも位置取りが悪過ぎ。

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