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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2008年2月17日(日) 1回東京6日目 11R
第58回ダイヤモンドS(GIII)
4歳以上 芝3400m ハンデ
【主力伯仲・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
85 5 8 アドマイヤモナーク 牡7 57.5 安藤勝己 追込 能力断然
88 1 1 コンラッド 牡6 55 田中勝春 追込 復活成る
70 8 13 レーザーズエッジ 牡6 50 大野拓弥 追込 相手強い
83 6 9 エーシンダードマン 牡4 53 松岡正海 追込 菊花賞4着
× 78 7 11 マンハッタンスカイ 牡4 53 柴田善臣 先行 好戦十分
77 8 14 テイエムプリキュア 牝5 50 酒井 学 先行 前走驚愕
76 7 12 エフティイカロス 牡4 53 蛯名正義 差し 急遽出走
72 3 3 ゴーウィズウィンド 牡9 51 北村宏司 追込 稽古不満
71 4 5 チェストウイング 牡7 53 田中博康 追込 狙い辛い
77 6 10 ブラックアルタイル セ6 55 吉田隼人 捲り 状態一息
88 3 4 トウカイワイルド 牡6 55 内田博幸 先行 実績上位
72 5 7 ラムタラプリンス 牡7 51 丹内祐次 追込 ここでは
70 2 2 ブリットレーン 牡9 48 田面木博公 追込 軽量でも
83 4 6 ミストラルクルーズ 牡5 53 横山典弘 差し 穴はこれ

過去10年1人気1-0-2-7、ハンデ57上1-1-3-12、7歳以上0-0-0-15・・全てに合致するアドマイヤモナークは買い辛い。然しあくまで過去は過去。デキは決して悪くなく鞍上安勝、無印は危険。脚質的に◎にはとれぬが▲が妥当な線。充実著しいコンラッド◎。前走条件勝ちだが元々ラジオたんぱ賞勝ちの実力馬。最終追いの動き破格で狙い目。◎同様復調確かなトウカイワイルド○。念願の中央入り果たした内田博が名刺代わりの一発。菊4着エーシンダードマン注、距離適性十分ミストラルクルーズ△、単騎逃げマンハッタンスカイ×。以下10,14,12。週初めの重賞展望では◎候補にも上がった10だが最終追いの動き一息で軽視。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
8
1
13
9
11
▲アドマイヤモナーク
◎コンラッド
…レーザーズエッジ
注エーシンダードマン
×マンハッタンスカイ
安藤勝己
田中勝春
大野拓弥
松岡正海
柴田善臣
1人気
2人気
12人気
6人気
9人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
8
1-8
8-1
1-8-13
8-1-13
360円
1,160円
2,230円

43,840円
174,080円

レース回顧
このレースが一筋縄で収まらぬ因は府中3400のコース・距離の特異性。滅多に走らぬ距離に「馬」が戸惑うこともあるが、「騎手」にもそれは当てはまる。三千超のレースなど殆ど走ったことが無い内田博。折角好スタートを切った○トウカイワイルドを無理矢理抑え11着惨敗。二千通過2分7秒の超スロー。逃げる×マンハッタンスカイの2番手に付けていたが酷い掛かりっぷり。おそらく後藤辺りの乗り役ならその時点で善臣を交わしてハナに立っただろう。中央の免許を取って初めての重賞、名刺代わりの一発があるかと期待したが・・・無難な「お嬢様的騎乗」では赤木、安藤光、そして(一時期の)小牧の「二の舞」となる。閑話休題。勝ったのは57.5キロのトップハンデものかは▲安勝アドマイヤモナーク。本社の見解にも記したが、1人気&ハンデ頭&7歳以上大不振のデータを覆し2着◎コンラッドに2馬身半差の完勝劇。これで昨年のトウカイトリック(57キロ)に続き1人気2連勝。過去のデータ/傾向通りに収まらぬのが競馬だ。驚かされたのは3着に突っ込んだ12人気レーザーズエッジ。近6戦1000万= 0-0-0-6の馬。鞍上大野は2007年以降メインレース= 0-1-0-29の騎手。この馬/騎手を菊4着松岡エーシンダードマンが叩き合いで交わせぬとは・・・未だに信じ難い。穴に狙った△横山典ミストラルクルーズは最終4角まで軽快に先行していたが、直線故障でも発生したかの止まりようでまさかのどん尻負け。◎コンラッドは4角最後方。ちょっと届かぬ位置にみえたが内埒沿いグイグイ伸び2着死守。勝ち馬には離されたが荒れたインを通ってのもの。「完全復活」といっていいだろう。重賞2勝目を挙げる日は近い。

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