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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2007年11月23日(祝) 5回京都9日目 11R
第52回京阪杯(GIII)
3歳以上 芝1200m 別定
【伏兵ワンサ・ハイペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
90 5 9 サンアディユ 牝5 57 武  豊 先行 酷量何の
80 6 11 ペールギュント 牡5 57 ルメール 追込 力量上位
× 75 7 13 カノヤザクラ 牝3 53 上村洋行 差し 台頭十分
81 3 6 ブラックバースピン 牡4 56 四位洋文 差し 堅実随一
76 8 18 ナカヤマパラダイス 牡4 56 岩田康誠 先行 差はない
71 7 15 クールシャローン 牝3 53 長谷川浩大 差し 上がり馬も
73 4 7 タマモホットプレイ 牡6 57 渡辺薫彦 追込 昨年3着
74 2 4 スピニングノアール 牡6 56 福永祐一 追込 前潰浮上
93 2 3 サープラスシンガー 牡3 55 木幡初広 逃げ 速度随一
72 5 10 コパノフウジン 牡5 56 ペリエ 差し 昨年2着
71 4 8 マイネルアルビオン 牡5 56 デムーロ 差し 久々割引
73 1 2 アルーリングボイス 牝4 54 秋山真一郎 自在 上位窺う
70 8 16 リキアイタイカン 牡9 56 和田竜二 追込 大望は酷
71 8 17 アンバージャック 牡4 56 武幸四郎 差し 一発ある
70 3 5 サイキョウワールド 牡5 56 池添謙一 追込 良化スロー
72 7 14 タニノマティーニ 牡7 56 スボリッチ 先行 古豪健在
70 6 12 メジロマイヤー 牡8 56 幸 英明 先行 距離疑問
71 1 1 アポロティアラ 牝3 53 小牧 太 追込 大穴候補

セントウルS5馬身差圧勝→GIスプリンターズ0.1秒差2着サンアディユの実績が抜けている。しかも鞍上川田→武に乗り替りとあれば断然の1本人気は必定。しかし懸念は牝馬の57キロ。牡馬なら59キロに匹敵する酷量でGIで目イチ走った後だけに全幅の信頼は? 意外な凡走もあり得る○。底見せぬスピード馬サープラスシンガー◎。同型ナカヤマパラダイスが大外枠に回ったことで◎の主導権は確実。無理なく先手が取れるここは狙い目。実力馬ブラックバースピン、ペールギュント、カノヤザクラが相手有力もナカヤマの先行力も非凡。「行った−行った」のシーンも十分。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
9
11
13
6
18
○サンアディユ
注ペールギュント
×カノヤザクラ
▲ブラックバースピン
△ナカヤマパラダイス
武  豊
ルメール
上村洋行
四位洋文
岩田康誠
1人気
4人気
2人気
3人気
7人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
9
9-11
9-11
9-11-13
9-11-13
180円
980円
1,340円

1,910円
6,410円

レース回顧
アルーリングボイスが出遅れ。メジロマイヤーも取り残されてしまいこの2頭はこの時点でアウト。出遅れ癖のある馬や年齢的にピークを過ぎたスピード馬に忙しい千二戦は厳しい。レースは注文通り◎サープラスシンガーが好枠利してハナ。2番手にピッタリ◎をマークする形で武○サンアディユ。57キロが懸念されたが全くの杞憂であった。道中の行きっぷり/手応えが他馬とまるで違う。いつもは早めに前を潰す武だが4角過ぎまで抑えたまま。ここまで可愛がられながら失速のサープラスシンガーだが所謂終始武にプレッシャーをかけられておりそれが応えたのだろう。武が追い出しをギリギリまで抑えたのは正解。いつも通り早め先頭の競馬だと恐らく橋口勢2頭ペールギュント、カノヤザクラに差し切られていただろう。インでブラックバースピン、その外ナカヤマパラダイス、クールシャローンも紙一重。勝った馬も強いがそれ以上に(今更ながらだが)武のインサイドワークの巧みさが光った一戦。これで浦和記念シーキングザダイヤ、京阪杯サンアディユ、ジャパンCダートヴァーミリアン、ジャパンCメイショウサムソン・・・天才武の1週4重賞制覇が俄然現実味を帯びてきたが果たして・・・。

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