本社の見解・レース結果・レース回顧
2007年10月7日(日) 4回東京2日目 11R |
第58回毎日王冠(GII) |
3歳以上 芝1800m
別定 【伏兵注意・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
… | … | ▲ | … | … | 76 | 5 | 7 | チョウサン | 牡5 | 57 | 松岡正海 | 差し | 上昇魅力 |
注 | ○ | … | ◎ | ▲ | 81 | 5 | 8 | アグネスアーク | 牡4 | 57 | 吉田隼人 | 先行 | 引けとらぬ |
◎ | △ | ○ | 注 | ◎ | 94 | 1 | 1 | ダイワメジャー | 牡6 | 59 | 安藤勝己 | 先行 | GI4勝馬 |
… | … | … | … | … | 75 | 7 | 11 | エリモハリアー | セ7 | 57 | 吉田 豊 | 追込 | 使い詰め |
▲ | … | ◎ | ○ | ○ | 86 | 3 | 3 | ブライトトゥモロー | 牡5 | 57 | 後藤浩輝 | 差し | 主力形成 |
○ | ◎ | … | △ | 注 | 80 | 7 | 12 | コンゴウリキシオー | 牡5 | 58 | 藤田伸二 | 逃げ | 旗幟鮮明 |
… | … | … | … | … | 75 | 3 | 4 | トウショウヴォイス | 牡5 | 57 | 小林淳一 | 追込 | 力付けた |
△ | ▲ | 注 | … | × | 78 | 4 | 6 | エイシンデピュティ | 牡5 | 57 | 田中勝春 | 自在 | 鉄砲走る |
… | … | … | … | … | 75 | 6 | 10 | カンファーベスト | 牡8 | 57 | 江田照男 | 追込 | 老雄健在 |
… | … | … | … | … | 75 | 8 | 14 | ヴリル | 牡6 | 57 | 田中博康 | 追込 | 入着一杯 |
… | … | … | … | … | 75 | 2 | 2 | ピサノパテック | 牡5 | 57 | 北村宏司 | 追込 | 複穴候補 |
… | … | … | … | … | 75 | 4 | 5 | ストーミーカフェ | 牡5 | 57 | 中舘英二 | 逃げ | 同型強力 |
… | 注 | △ | ▲ | △ | 79 | 6 | 9 | トップガンジョー | 牡5 | 57 | 蛯名正義 | 自在 | 叩き一変 |
… | … | … | … | … | 75 | 8 | 13 | ビッグプラネット | 牡5 | 57 | 石橋 脩 | 先行 | 長欠明け |
些か過剰人気の感あるもダイワメジャー◎。前走-16キロの大幅馬体減で12着惨敗の宝塚以来。昨年の覇者でGI4勝の格上馬なのだが当然のことながらひとつ歳を取り6歳秋の59キロ。充実の5歳秋を迎えたブライトトゥモロー、エイシンデピュティ、トップガンジョー、コンゴウリキシオーらの成長/急追は脅威。そして札幌記念の末脚はやはり只者ではなかったアグネスアーク・・・杞憂に終るとは思うが何かにやられる可能性も少なからず。早仕掛けで終い切れ負けならブライト&アグネス。逆に後ろを意識し前を残せばコンゴウ&トップガン。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
7 8 1 11 3 |
…チョウサン ▲アグネスアーク ◎ダイワメジャー …エリモハリアー ○ブライトトゥモロー |
松岡正海 吉田隼人 安藤勝己 吉田 豊 後藤浩輝 |
8人気 5人気 1人気 9人気 2人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
7 7-8 7-8 1-7-8 7-8-1 |
4,440円 14,680円 40,110円 11,150円 158,160円 |
レース回顧
「伏兵注意」と展望のタイトルに記したが何と伏兵中の伏兵、8人気(単勝4,440円)チョウサンが脅威のレコードタイムで毎日王冠を圧勝した。レースは注コンゴウリキシオーがハナをとったところ中舘ストーミーカフェ。千通過57.4のハイペース。この辺りで何やら雲行きが怪しくなり波乱の予感。直線。辛うじてコンゴウが先頭に立つも余力なし。終始好位3番手追走していた◎ダイワメジャーもいつもの迫力が窺えない。これら有力処をあざ笑うように馬場の真ん中から松岡チョウサンの豪脚。勝ち時計1.44.2は、94年ネーハイシーザーの1.44.6を大幅に更新、日本記録04年ダイタクバートラム(小倉・北九州記念)の1.44.1にコンマ1秒差に肉薄。とても重賞未勝利馬とは思えぬ勝ちっぷり/時計でこれはフロックでもなんでもない。「4角でもう凄い手応え。直線内がゴチャつきそうだったので外に出した。最後外からアグネスアークが来ているのが判ったので、一所懸命に追った。距離が延びるのはこの馬にとっていいので本番でも乗れれば頑張りたい」(松岡)。この冷静さ、クレバーさが松岡の真骨頂だ。「(天皇賞・秋)行くしかないでしょう」(清水利師)。ダイワメジャー、コンゴウリキシオーの巻き返しも当然あろうが、この勝利を本物とみるならチョウサン◎。もう伏兵とは言わせまい。 |