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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2007年4月8日(日) 2回阪神6日目 11R
第67回 桜花賞 (GI)
3歳牝 芝1600m 馬齢
【その強さに酔いしれよ・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
89.5 8 18 ダイワスカーレット 牝3 55 安藤勝己 先行 上位確実
95.3 7 14 ウオッカ 牝3 55 四位洋文 先行 完全無欠
83.5 2 3 カタマチボタン 牝3 55 藤田伸二 差し 堅実だが
82.0 3 6 ローブデコルテ 牝3 55 福永祐一 差し 掲示板迄
× 83.8 4 7 イクスキューズ 牝3 55 北村宏司 先行 上位窺う
81.0 3 5 レインダンス 牝3 55 武幸四郎 差し 入着一杯
90.3 7 15 アストンマーチャン 牝3 55 武  豊 先行 上積十分
85.3 5 10 ハギノルチェーレ 牝3 55 岩田康誠 追込 前崩願う
82.0 6 12 カノヤザクラ 牝3 55 上村洋行 差し 距離不安
83.2 5 9 アマノチェリーラン 牝3 55 池添謙一 先行 粘込狙う
82.0 7 13 フローラルカーヴ 牝3 55 柴山雄一 追込 恵まれて
81.0 2 4 クーヴェルチュール 牝3 55 鮫島良太 差し 相手揃う
85.2 1 1 ショウナンタレント 牝3 55 柴田善臣 逃げ 行くのみ
83.6 4 8 ピンクカメオ 牝3 55 蛯名正義 差し 食込十分
83.0 8 17 エミーズスマイル 牝3 55 内田博幸 差し 侮れない
83.0 1 2 アポロティアラ 牝3 55 勝浦正樹 差し 距離不安も
80.0 8 16 ベリーベリナイス 牝3 55 秋山真一郎 先行 通用疑問
82.0 6 11 ニシノチャーミー 牝3 55 藤岡佑介 差し 無敗馬も

断然人気だがMウオッカに超確◎。阪神JFでNアストンマーチャンを、チューリップ賞でQダイワスカーレットをともに弄ぶように屠り捨てた。着差は何れもクビ差だが力の違い歴然。ここも父タニノギムレット譲りのパワフルな末脚発揮でまず一冠。メジロラモーヌ、エアグルーヴに比肩し得る歴史的名牝の道を歩むことだろう。相手もまともならNアストンマーチャン、Qダイワスカーレットの2頭だが(3連単でも7倍前後)配当妙味ゼロ。穴馬2頭にどれを取るか。無欲の差し岩田Iハギノルチェーレ注、最内から逃げ一発@ショウナンタレント△。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
8
14
3
6
7
▲ダイワスカーレット
◎ウオッカ
…カタマチボタン
…ローブデコルテ
×イクスキューズ
安藤勝己
四位洋文
藤田伸二
福永祐一
北村宏司
3人気
1人気
7人気
9人気
6人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
8
8-14
8-14
3-8-14
8-14-3
590円
270円
1,000円

2,830円
12,680円

レース回顧
今年は近年稀に見るハイレベル、3強対決、いやウオッカの1強だ、絶対に負けない、桜花賞レコード間違いなし、32秒台突入も・・・レース前はそんな喧しい声が大半。単勝1.4倍の断然人気。然し・・・。最内引いた逃げ馬△善臣ショウナンタレントが出負け。結果3F35.7〜千通過59.8の超スローで上がりの競馬。パドックからテンション高く、レースでも掛かった○アストンマーチャンはこの時点でアウト。阪神JF僅差2着はあるもののこの馬は千二〜千四がベストなのだろう。残る2強の争い。早目に仕掛け4角過ぎでライバルを待ち構えていた安勝▲ダイワスカーレット。その外から四位◎ウオッカ。一瞬チューリップ賞のリプレイを見るかのようなシーンであったが、直線2頭の差は詰まらず寧ろ開いてしまう。ローテ、展開(位置取り)、状態面。2頭逆転の要因は色々あげられようが、私はダイワスカーレット最大の勝因は安勝の好(巧)騎乗とみる。早目に仕掛けて後続の追撃を封じる、兄ダイワメジャーと同様の乗り方をした安勝の好騎乗。そして安勝もう一つの「巧騎乗」。レースリプレイを見て頂ければ一目瞭然だが、直線向き残り2Fの地点。ダイワの外にウオッカが並びかけると安勝が「巧み」に外に「幅寄せ」をしている。これはその手前で四位ウオッカを確り目視しており確信犯。ラジオNIKKEI杯ほど酷くはなかったが、ラフプレイギリギリの御法である。しかも残り400手前と300過ぎの二回やっている。チューリップ賞の敗戦から「まともにやっては勝てない」との意識があったのだろうが、「ウオッカ絶対」を信じた者の目には些か後味の悪い桜花賞であった。

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