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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

2006年5月14日(日) 2回東京8日目 11R
第1回 ヴィクトリアマイル(GI)
4歳以上牝 芝左1600m 定量
【初代女王は私よ・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83.1 1 1 ダンスインザムード 牝5 55.0 北村宏司 差し 女王復権
84.2 8 18 エアメサイア    牝4 55.0 武  豊 先行 秘策練る
82.4 7 13 ディアデラノビア  牝4 55.0 岩田康誠 追込 末脚互角
81.0 3 5 コスモマーベラス  牝4 55.0 柴田善臣 差し 期待外れ
82.3 4 7 アグネスラズベリ  牝5 55.0 本田 優 差し 頭角現す
× 82.5 7 15 デアリングハート  牝4 55.0 藤田伸二 先行 軽視禁物
83.2 5 10 ヤマニンシュクル  牝5 55.0 四位洋文 追込 完全復調
83.0 7 14 チアフルスマイル  牝6 55.0 横山典弘 追込 鞍上期待
83.2 3 6 ラインクラフト   牝4 55.0 福永祐一 先行 戴冠目前
81.0 1 2 マイネサマンサ   牝6 55.0 森下 博 先行 順調さ欠
82.2 6 11 ロフティーエイム  牝4 55.0 安藤勝己 先行 勢い乗る
82.4 8 16 ヤマニンアラバスタ 牝5 55.0 江田照男 追込 地力ある
81.0 4 8 オーゴンサンデー  牝7 55.0 後藤浩輝 追込 相手強い
82.0 2 4 スナークスズラン  牝7 55.0 田中勝春 差し 大穴候補
80.0 2 3 ジェダイト     牝4 55.0 佐藤哲三 差し 能力見劣
81.0 8 17 アズマサンダース  牝5 55.0 藤岡佑介 追込 掲示板迄
80.0 6 12 ショウナンパントル 牝4 55.0 吉田 豊 差し 哀れ誘う
82.3 5 9 レクレドール    牝5 55.0 蛯名正義 差し 上位十分

本社の見解

前哨戦の阪神牝馬Sを終えた段階ではあの圧勝ぶりからラインの首位は不動、府中マイルに替わってエアがどこまで迫れるか、という感覚だった。しかしここにきて様相一変。1人気確実ラインの状態面に?「中間カイ食い落ち、負担かけぬよう芝で追った」瀬戸口師。俄然色めき立ったエアメサイア陣営。大外枠は不利だがそこは天才武、インサイドワークは当代随一だ。鞍上の腕でQが逆転。鞍上?も@ダンスインザムード、漸く復調Iヤマニンシュクルの2頭も台頭十分。以下F本田アグネスラズベリ、L岩田ディアデラノビア、M横典チアフルスマイル、N藤田デアリングハートなど、穴馬探しにはこと欠かない。


☆確勝R 買目 馬単・3連単 軸:18エアメサイア 相手:1,6,10,14

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
1
18
13
5
7

注ダンスインザムード
◎エアメサイア
…ディアデラノビア
…コスモマーベラス
…アグネスラズベリ

北村宏司
武  豊
岩田康誠
柴田善臣
本田 優
2人気
3人気
4人気
16人気
7人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
1
1-18
1-18
1-13-18
1-13-18
390円
1,000円

1,860円
2,770円
11,650円

レース回顧

NHKマイルC、京王杯SC、そしてこのヴィクトリアマイル、すべてインを回った馬が勝っている。内外で極端に明暗が分かれる今の府中。一見、内が悪そうに見えるのだが、実は野芝がシッカリ根付き更にローラーで固めているので走り易い。逆に良さそうに見える外が芝丈が長く走り難いという特殊な馬場となっている。今年から新設のGIヴィクトリアマイル、結果的に外枠に泣いた◎武エアメサイア。勝負事にタラレバは禁物だが、もしダンスと逆の枠順ならエアが勝っていただろうことは想像に難くない。来週のオークス、再来週ダービーも枠順と馬場には注意を払いたい。今ほど極端でなくともやはり「外より内が有利」なのが競馬。コースロスなくインぴったり回れる内枠の先行馬は絶対的に有利だ。見解でも述べたように状態に不安があった1人気ラインクラフト。高松宮→阪神牝馬Sと目イチの競馬が続いたツケが回った模様。「中間カイ食いが落ちた」と調教師も公言し、最終追いにもデキ落ちの兆候はハッキリ窺えていただけに、これを消すことができなかったことはプロとして恥ずべきことだと思う。「外より内」と「格より調子」。この絶対原則を今更ながら痛感させられた第1回ヴィクトリアマイルだった。


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