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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

 

2006年4月13日(日) 2回中山8日目 11R
第66回 皐月賞(GI)
3歳 芝右内2000m 馬齢
【群雄割拠・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83.5 3 5 メイショウサムソン 牡3 57.0 石橋 守 先行 粘り極上
83.0 1 2 ドリームパスポート 牡3 57.0 高田 潤 追込 末脚堅実
86.2 3 6 フサイチジャンク  牡3 57.0 岩田康誠 自在 黒衣簒奪
× 84.0 7 15 アドマイヤムーン  牡3 57.0 武  豊 追込 脆さ同居
86.5 1 1 フサイチリシャール 牡3 57.0 福永祐一 先行 連軸最適
83.5 6 12 サクラメガワンダー 牡3 57.0 内田博幸 追込 巻き返す
86.5 8 16 ジャリスコライト  牡3 57.0 横山典弘 先行 大駆十分
84.0 7 13 インテレット    牡3 57.0 後藤浩輝 差し 更に上積
80.0 5 10 トウショウシロッコ 牡3 57.0 吉田 豊 差し 大敗後で
84.1 7 14 スーパーホーネット 牡3 57.0 四位洋文 差し 軽視禁物
82.0 2 3 ナイアガラ     牡3 57.0 小牧 太 差し 一概には
83.8 6 11 ステキシンスケクン 牡3 57.0 藤田伸二 逃げ 先行の利
85.2 2 4 キャプテンベガ   牡3 57.0 安藤勝己 自在 最高血脈
81.0 8 18 ニシノアンサー   牡3 57.0 菊沢隆徳 逃げ 恵まれて
83.0 4 8 ダイアモンドヘッド 牡3 57.0 北村宏司 差し 見限早計
82.0 8 17 ディープエアー   牡3 57.0 池添謙一 追込 掲示板迄
82.0 4 7 ショウナンタキオン 牡3 57.0 田中勝春 差し 入着一杯
82.0 5 9 ゴウゴウキリシマ  牡3 57.0 中舘英二 先行 同型強力

本社の見解

人気はNアドマイヤムーン。しかし弥生賞のゴール前3〜4頭分外に吹っ飛んだヨレ方は尋常ではない。所謂危険な人気馬とみてズバリ消し。いかにも皐月賞向きの@フサイチリシャール◎。ここ2戦は明らかにTR仕様、キッチリ絞れた今回は好位追走から直線豪快に抜け出す。相手探し。朝日杯3着はデザーモの拙騎乗、実質4戦4勝のO、底知れぬ能力秘めるE、将来性1C、前走不利Mまで。


☆確勝R 買目 馬単・3連単 軸:@フサイチリシャール 相手:CEMO

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
5
2
6
15
1

…メイショウサムソン
…ドリームパスポート
▲フサイチジャンク
×アドマイヤムーン
◎フサイチリシャール

石橋 守
高田 潤
岩田康誠
武  豊
福永祐一
6人気
10人気
2人気
1人気
3人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
5
2-5
5-2
2-5-6
5-2-6
1,450円
13,980円

29,670円
34,700円
273,310円

レース回顧
朝から小雨が降り続き、良発表だが稍重に近い馬場。逃げ宣言ステキシンスケクンが果敢にハナ、連れてフサイチリシャール。以下ニシノアンサー、ナイアガラなどが絡んで千通過1分ジャストの平均ペース。ここ2戦溜めて惜敗続きの福永リシャール、今回は朝日杯同様3角スパート→4角先頭の積極作戦。しかし朝日杯の再現は成らなかった。早仕掛けもあったが完全に距離が響いた。3〜4角で唯一頭行きっぷりが違っていたのが石橋メイショウサムソン。遮二無二追い捲る他馬の中、石橋の手綱は持ったままでグイグイ進出。4角で後ろを振り返る余裕を見せながら悠然とリシャールに襲い掛かる。この手応えの違いは距離適性以外の何者でもない。リシャールが坂で完全に脚が上がったところ、インからまるで忍者のようにドリームパスポート。そのまま突き抜けるかの鋭脚でメイショウに迫る。しかしやはりこの馬は良い脚一瞬。ゴール前はサムソンと同じ脚色で半馬身差2着惜敗。サムソンの地力が優った。しかし鞍上調教名人高田潤、大健闘だ。日頃の下積みの苦労が報われた。もちろん石橋にも賛辞を贈らねばならない。デビュー22年目にしてJRA・GI初勝利。その人柄の良さは関西屈指の苦労人だ。2頭がゴール後、外からフサイチジャンク、アドマイヤムーン、サクラメガワンダーらがドッと押し寄せるが既にレースは終った後。この中では3着フサイチジャンク、7着ジャリスコライトが次走ダービーで狙って面白い。5着リシャールは完全なるマイラー。ダービーは忘れ、次走のマイルC一本に照準を絞るべきだろう。4着ムーンはきょうも直線フラフラ、底力でサムソン、ジャンクにかなり見劣る。ダービーでもまた人気になろうが、スローで上がり勝負のレースにならないと厳しそうだ。

 

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