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本社の見解・レース結果・レース回顧

 

 

2006年4月9日(日) 2回阪神6日目 11R
第66回 桜花賞(GI)
3歳牝 芝右1600m 馬齢
【累卵の危うき・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
× 83.2 7 14 キストゥヘヴン   牝3 55.0 安藤勝己 差し 好センス
87.0 4 8 アドマイヤキッス  牝3 55.0 武  豊 自在 最有力!
84.8 6 12 コイウタ      牝3 55.0 横山典弘 先行 東の期待
83.3 1 2 アサヒライジング  牝3 55.0 柴田善臣 逃げ ハナ切望
86.1 8 16 シェルズレイ    牝3 55.0 岩田康誠 先行 粘り込む
83.2 7 15 ウインシンシア   牝3 55.0 秋山真一郎 追込 前走驚愕
83.0 5 10 アルーリングボイス 牝3 55.0 デムーロ 追込 見限早計
83.9 3 5 テイエムプリキュア 牝3 55.0 熊沢重文 差し 混戦浮上
83.2 2 3 ラッシュライフ   牝3 55.0 四位洋文 先行 食込十分
82.0 8 18 タッチザピーク   牝3 55.0 柴原央明 差し 入着一杯
80.0 7 13 ミッキーコマンド  牝3 55.0 石橋 守 差し 短距離馬
83.1 4 7 エイシンアモーレ  牝3 55.0 福永祐一 先行 積極策で
80.0 1 1 ユメノオーラ    牝3 55.0 渡辺薫彦 差し 疲れ懸念
82.0 8 17 フサイチパンドラ  牝3 55.0 角田晃一 先行 鞍上不安
82.0 3 6 グレイスティアラ  牝3 55.0 田中勝春 差し GI馬だ
83.5 2 4 ダイワパッション  牝3 55.0 長谷川浩大 先行 前走評価
80.0 6 11 ウエスタンビーナス 牝3 55.0 藤田伸二 差し ほぼ無理
83.0 5 9 アイアムエンジェル 牝3 55.0 柴山雄一 逃げ 距離不安

本社の見解
稀にみる大混戦の今年の桜花賞。しかし同じ混戦でもラインクラフト、シーザリオ、デアリングハート、エアメサイアの昨年とは意味合いが異なる。上位拮抗ではなく伏兵ワンサの混戦だ。傑出馬不在。それでもある程度人気は偏り、昨年とは違って累卵の危うきにある。半年振りのチューリップ賞を大外回しの超安全策、ゴール前シェルズレイを玩んでいた武アドマイヤキッス◎。波乱含みも中心は不動。
☆確勝R 買目 馬単・3連単 軸:8アドマイヤキッス 相手:4,5,12,16

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
14
8
12
2
16

×キストゥへヴン
◎アドマイヤキッス
▲コイウタ
…アサヒライジング
○シェルズレイ

安藤勝己
武  豊
横山典弘
柴田善臣
岩田康誠
6人気
1人気
5人気
9人気
7人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
14
8-14
14-8
8-12-14
14-8-12
1,300円
1,550円

4,370円
3,810円
27,460円

レース回顧
「ベガはベガでもホクトベガ」…平成5年(1993)のエリザベス女王杯。そのあまりにも有名な馬場アナウンサーの名実況を想い起こしたファンも多かっただろう今年の桜花賞。乱桜と評されていたが、人気はやはり武アドマイヤキッスに集中。しかし大接戦のゴール前、大外から鮮やかに駆け抜けたのはキストゥへヴンだった。レースは善臣アサヒライジングが軽快に逃げ直線もあわやそのまま逃げ切るかの手応え。しかし横山典コイウタ、武アドマイヤキッス。さらにその外から安勝独特のアクションでキストゥへヴン。ゴール寸前で内の3頭を纏めて交わし去った。前走フラワーCの鬼脚をモノの見事に再現した。終ってみれば上位4頭は全てトライアルの勝ち馬。そして手練の名手揃い。角田、長谷川では荷が重かったということか。・・・馬名もあるが、そのあまりに鮮烈な勝ちっぷりからも、あの悲劇の運命辿ったホクトベガを想起した私だが、最内鋭伸したホクトベガに対し、大外一気のキストゥへヴン。通ったコースは正反対だ。決してホクトベガのような運命は辿らぬだろう。

 

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