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2009年4月18日(土)2回阪神7日目10R
第40回マイラーズC(GII)
4歳以上 芝1600m 別定
【強豪集結・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
89 3 3 スーパーホーネット 牡6 58 藤岡佑介 追込 格最右翼
89 5 5 カンパニー 牡8 58 横山典弘 自在 昨年覇者
86 8 10 スマイルジャック 牡4 57 岩田康誠 自在 鞍上腕撫
87 4 4 オースミグラスワン 牡7 57 川田将雅 追込 台頭十分
82 2 2 アブソリュート 牡5 57 田中勝春 差し マイルの鬼
91 6 6 ヒカルオオゾラ 牡5 57 武  豊 先行 勢い瞠目
82 1 1 リトルアマポーラ 牝4 56 福永祐一 追込 紅一点!
× 84 7 7 ビービーガルダン 牡5 57 安藤勝己 先行 テン随一
82 7 8 タマモサポート 牡6 57 津村明秀 先行 人気急落
83 8 9 ライブコンサート セ5 57 小牧 太 追込 阪神巧者

格最右翼はスーパーホーネット。昨秋の毎日王冠でウオッカを屠り、マイルCS2年連続2着と実績断然。しかし今回香港帰りで4ヵ月ぶり。調教はそれなりに動きアッサリのシーン十分だが久々2-0-0-5に対し、2走目5-1-0-1。▲まで。勢い随一ヒカルオオゾラ◎。出走馬10頭中唯一OP勝ちのない馬だが休養前はエプソムC僅差2着。元々デビュー当初から将来を嘱望されていた好素質馬。前走準OPとはいえ長欠明けかつトップハンデ58キロを背負いゴール前抑える余裕で2馬身半。完全に素質開化成った感。ここも圧勝で6/7安田記念有力馬に名告。昨年覇者カンパニー、復活成ったオースミグラスワン、岩田腕撫すスマイルジャック、距離克服ビービーガルダン。以下9,1,2。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
3
5
10
4
2
▲スーパーホーネット
○カンパニー
△スマイルジャック
注オースミグラスワン
…アブソリュート
藤岡佑介
横山典弘
岩田康誠
川田将雅
田中勝春
1人気
3人気
9人気
7人気
5人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
3
3-5
3-5
3-5-10
3-5-10
240円
550円
900円
4,900円
14,010円

レース回顧
香港帰り久々でプラス9キロの余裕残し。それでも力が違った▲スーパーホネット。ゴール前カンパニーに際どく詰め寄られたがクビ差凌ぎ切った。58キロ背負った実力馬2頭が順当に1.2着。惜しかったのは△岩田スマイルジャック。前記2頭と同タイム1.33.9で3着。ブービー9人気。もし2着なら3連単配当は284倍だった。それにしてもこのレースに限らず岩田の勝負に賭ける執念は凄いものがある。そしてこれも7人気と人気薄だった注川田オースミグラスワン。川田らしくハラを決めた最後方待機策。ラスト大外から猛然と突っ込んできたが惜しくも届かず4着。1着から4着まで僅か0.1秒差。一つ狂えば大穴となったレースだった。◎に狙った武ヒカルオオゾラは何を思ったかいつもの先行策をとらず後方2番手追走から4角大外ブン回し。直線全く伸びず6着凡走。岩田、川田とは比べ物にならぬ拙騎乗。1歳上の横山典の活躍ぶりとも大違いである。まだまだ老け込む歳でもないのだが・・・。単に体力/技量が落ちてきているだけでなく、勝利に対する執念/ハングリー精神に欠けてきている。久々に武を◎に狙った今回、その騎乗ぶりを何度も繰り返し見てそう強く感じた。
     


 

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