HOME→レース回顧アーカイブ

本社の見解・レース結果・レース回顧

   
 
 
 

2009年3月29日(日)2回中京6日目11R
第39回高松宮記念(GI)
4歳以上 芝1200m 定量
【好配確実・ハイペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
95 7 13 ローレルゲレイロ 牡5 57 藤田伸二 先行 昨年4着
× 88 2 4 スリープレスナイト 牝5 55 上村洋行 先行 態勢整う
80 1 2 ソルジャーズソング 牡7 57 北村友一 追込 見縊れぬ
85 3 5 トウショウカレッジ 牡7 57 内田博幸 追込 爆発力有
86 1 1 コスモベル 牝5 55 佐藤哲三 自在 稽古動く
90 4 8 ファリダット 牡4 57 四位洋文 追込 良血開花
93 2 3 アポロドルチェ 牡4 57 勝浦正樹 追込 深淵臥竜
85 4 7 アーバンストリート 牡5 57 福永祐一 追込 大外強襲
85 8 17 スプリングソング 牡4 57 池添謙一 差し 見直し要
97 5 9 キンシャサノキセキ 牡6 57 岩田康誠 先行 悲願達成
88 7 14 ドラゴンファング 牡4 57 藤岡佑介 先行 上がり馬
86 3 6 ウエスタンダンサー 牝5 55 川田将雅 先行 前走離れ
70 6 11 アイルラヴァゲイン 牡7 57 津村明秀 先行 状態一息
86 7 15 アーバニティ 牡5 57 横山典弘 差し 勢い瞠目
75 6 12 ヘイローフジ 牝6 55 飯田祐史 追込 前崩台頭
86 8 16 ビービーガルダン 牡5 57 武幸四郎 先行 速度互角
85 5 10 ファイングレイン 牡6 57 幸 英明 差し 昨年覇者
70 8 18 ジョイフルハート 牡8 57 太宰啓介 先行 ダート馬

岩田キンシャサノキセキ◎。昨年千二GIで2着2回。その着差=0.0、0.2秒。僅かに先着されたファイングレイン、スリープレスナイトが当時のデキにないここは狙い目。前走10着は叩き台かつ不得手の道悪。デキ万全、初ブリンカーで挑む今回、新スプリント王誕生のシーンは目前。昨年フサイチリシャールに絡まれ0.3秒差4着惜敗ローレルゲレイロ○、3歳時の昨秋スプリンターズSで0.3秒差アポロドルチェ▲。母は03年の覇者ファリダット、左回り3-3-0-0ドラゴンファング、距離千二9-1-0-0スリープレスナイト。以下15,1,16。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
13
4
2
5
1
○ローレルゲレイロ
×スリープレスナイト
…ソルジャーズソング
…トウショウカレッジ
…コスモベル
藤田伸二
上村洋行
北村友一
内田博幸
佐藤哲三
3人気
1人気
15人気
10人気
12人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
13
4-13
13-4
2-4-13
13-4-2
760円
1,750円
4,410円
35,840円
191,140円

レース回顧
▲アポロドルチェと注ファリダットが出遅れ。外からジョイフルハートが行く構えも、持ったままで○藤田ローレルゲレイロ。ジョイフルとはスピードの絶対値が違い過ぎる。楽々と主導権。ドラゴンファング、ビービーガルダンなど外に速い馬が揃い、あるいは激流も想定されたが意外と流れは落ち着き前半3F=33.1。中京千二はとにかくイン有利。寸分のロスもなく最内インぴったり回した藤田ローレルゲレイロ。このまま楽に逃げ切りかと思われたがいつの間にか直ぐ隣に×スリープレスナイト。直線は2頭のマッチレース。一瞬スリープレスが交わしたかに見えたがすぐさま差し返したローレルゲレイロ。スリープレスを半馬身降し見事GI制覇。しかし正直半信半疑だったスリープレスナイト。万全の態勢でなかったにも拘らず勝ち負けを演じたのはさすがGI馬の底力だ。◎に狙った岩田キンシャサノキセキはデキは良かったはずだが直線は別馬のような下がり方で10着惨敗。初ブリンカーが仇になったか。パドックでも何か違和感を感じるような気にする素振りが見受けられた。逃げ切ったローレルを除けば掲示板に上がった馬は1.2.4.5と全て内枠の馬。今の中京コースのイン有利を如実に証明している。勿体なかったのが3枠▲勝浦アポロドルチェ(14人気)。スタートの出遅れが響き最後方追走→4角最内突き追い込むも直線行くところ行くところが壁。ジグザグに走って0.7秒差(3着とは0.4秒差)。まともなら2着は無理としても3着争いには確実に加わっていた脚色だった。しかしこの騎手はいつか必ず大穴を開ける。常にそういう乗り方をしており、追いかけて損のない騎手だと思う。
    

 

Top