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2009年3月29日(日)3回中山2日目12R
第16回マーチS(GIII)
4歳以上 ダ1800m ハンデ
【伏兵注意・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
97 6 11 エスポワールシチー 牡4 57.5 松岡正海 逃げ 旗幟鮮明
86 8 16 ダイショウジェット 牡6 55 柴山雄一 先行 穴中の穴
89 2 3 サトノコクオー 牡5 56 北村宏司 差し 底見せぬ
85 3 5 トーセンアーチャー 牡5 55 吉田 豊 先行 複穴候補
80 5 9 ボランタス 牡5 55 三浦皇成 差し 千八巧者
70 6 12 ユウキタイティ 牡5 54 江田照男 差し 入着一杯
92 7 14 アロンダイト 牡6 58.5 後藤浩輝 自在 実績断然
85 5 10 ナナヨーヒマワリ 牡8 55 小原義之 追込 昨年覇者
86 2 4 ランザローテ 牡6 55 御神本訓史 先行 台頭十分
92 3 6 マコトスパルビエロ 牡5 56.5 蛯名正義 先行 昨年2着
88 4 7 エスケーカントリー 牡5 57 秋山真一郎 追込 嵌まるか
× 88 8 15 メイショウシャフト 牡6 55 吉田隼人 追込 一発秘め
70 7 13 ダイナミックグロウ 牡5 55 石橋 脩 先行 同型強力
75 1 2 ブイチャレンジ 牡4 54 武士沢友治 追込 何処まで
80 4 8 カフェオリンポス 牡8 56 柴田善臣 差し 連闘後で
80 1 1 キクノサリーレ 牡4 57 中舘英二 差し 巻返期す

フェブラリーS4着エスポワールシチー◎。あの強豪連相手に堂々と逃げ、破格のレコードタイムの0.2秒差。その絶対的なスピード能力はここでは図抜けている。1Fの距離延長も寧ろ好材、最終追いの気迫漲る動きから激走の反動は微塵も窺えず、ここはマイペース圧逃のシーン濃厚。昨年2着・先行渋太いマコトスパルビエロ、06年のJCダート優勝・長欠叩き上昇アロンダイト、全ダ4-2-1-0・未だ底見せぬサトノコクオー、仁川S鮮か・稽古瞠目エスケーカントリー、叩き3走目で一発目論むメイショウシャフト。以下16,4,5。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
11
16
3
5
9
◎エスポワールシチー
…ダイショウジェット
注サトノコクオー
…トーセンアーチャー
…ボランタス
松岡正海
柴山雄一
北村宏司
吉田 豊
三浦皇成
1人気
13人気
2人気
10人気
8人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
11
11-16
11-16
3-11-16
11-16-3
260円
9,960円
12,200円
12,250円
75,240円

レース回顧
恐らくこれは当初からの陣営の作戦だろう。ダイナミックグロウ、ランザローテを前にやっての3番手追走◎エスポワールシチー。これまで逃げて4連勝、平安S、フェブラリーSでもそのスタイルで好走してきた馬が今回このメンバーで敢えての待機策。しかし鞍上松岡との折り合いはピタリ。勝負処3角。前を行く2頭はもうネッキリハッキリ。目イチ追われる2頭を横目に持ったまま涼しい顔で抜き去るエスポワール。これは強い。4角、馬也で先頭に立つや後は独走かと思われた。しかし然に非ず。スローだけに後続も楽。なかなか差が開かず松岡は必死に左鞭連打。エスポワールの後の轍を縋るようにダイショウジェット、そして外から猛追サトノコクオー、トーセンアーチャー。ゴール前の脚色は明らかにこの3頭に負けている。結果1馬身半差の完勝ではあったが私には辛勝に近い印象を受けた。やはりこの馬には逃げが合っている。さて断然人気エスポワールシチーと2人気サトノコクオーの間にまたもや指数7位(13人気ダイショウジェット)が入って3連単7万5240円の好配当。ダイショウジェットは前走ポラリスS(7人気・岩田騎乗)で12万馬券をプレゼントしてくれた馬だ。馬の状態は良く、鞍上の乗り替りが全てではあったが・・柴山も不利な大外から巧く乗っている。○蛯名マコトスパルビエロはスタートで大きく煽っての出遅れが全て。実績一番アロンダイトはまだ戻り切っておらず見せ場なく7着凡走。立て直しにはもう少し時間がかかりそうだ。
    

 

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