本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年2月8日(日)1回東京4日目 11R |
第43回共同通信杯(GIII) |
3歳
芝1800m 別定 【駿馬激突・ミドルペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
◎ | ○ | … | 注 | ◎ | 95 | 3 | 5 | ブレイクランアウト | 牡3 | 56 | 武 豊 | 自在 | 失地回復 |
○ | △ | … | … | △ | 87 | 2 | 3 | トーセンジョーダン | 牡3 | 56 | 松岡正海 | 自在 | 馬体回復 |
… | … | … | … | … | 81 | 5 | 9 | トップカミング | 牡3 | 56 | 蛯名正義 | 差し | 複穴候補 |
注 | … | ◎ | ▲ | 注 | 87 | 8 | 14 | マッハヴェロシティ | 牡3 | 56 | 安藤勝己 | 差し | 台頭十分 |
▲ | … | ▲ | … | × | 84 | 4 | 6 | シェーンヴァルト | 牡3 | 57 | 内田博幸 | 追込 | 鞍上強化 |
… | … | … | … | … | 75 | 1 | 1 | カノンコード | 牡3 | 56 | 吉田 豊 | 追込 | 善戦可能 |
… | 注 | … | … | … | 82 | 6 | 10 | メイショウパルマ | 牡3 | 56 | 田中勝春 | 差し | 府中合う |
… | … | … | … | … | 78 | 7 | 13 | マイネルクラリティ | 牡3 | 56 | 石橋 脩 | 追込 | 見縊れぬ |
△ | … | ○ | … | … | 84 | 7 | 12 | プロスアンドコンズ | 牡3 | 56 | デムーロ | 追込 | 叩き上昇 |
… | … | … | △ | … | 80 | 4 | 7 | ショウナンアルディ | 牡3 | 56 | 三浦皇成 | 追込 | 決手鋭い |
… | ▲ | … | ◎ | ○ | 91 | 2 | 2 | シングンレジェンド | 牡3 | 56 | 柴山雄一 | 先行 | 稽古動く |
… | ◎ | 注 | ○ | ▲ | 91 | 8 | 15 | ダイワプリベール | 牡3 | 56 | 後藤浩輝 | 自在 | 試金石だ |
… | … | … | … | … | 75 | 5 | 8 | シゲルエボシダケ | 牡3 | 56 | 吉田隼人 | 追込 | 乗込入念 |
… | … | … | … | … | 70 | 3 | 4 | フレンドケント | 牡3 | 56 | 江田照男 | 先行 | 通用疑問 |
… | … | △ | … | … | 81 | 6 | 11 | ヒシポジション | 牡3 | 56 | 横山典弘 | 先行 | (競走中止) |
好位差しの安定した取り口で3連勝中のトーセンジョーダン。1人気確実だが懸念は一戦毎の馬体減。この中間は馬体回復に努め「今回は意識して控える競馬を試みる」(池江寿師)。人気ほどの信頼性は? 武ブレイクランアウト◎。前走朝日杯では大外回す拙騎乗で3着もセイウンワンダーから僅か0.1秒差。能力の高さに疑う余地はない。武の右腕も完治し走り慣れた左回りのここは失地回復のチャンス。好枠引き「積極策で上位を狙う」(高市師)シングンレジェンド○、ここが試金石の無敗馬ダイワプリベール▲。安勝腕撫すマッハヴェロシティ、鞍上強化シェーンヴァルト。以下12,10,11。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
5 3 9 14 6 |
◎ブレイクランアウト △トーセンジョーダン …トップカミング 注マッハヴェロシティ ×シェーンヴァルト |
武 豊 松岡正海 蛯名正義 安藤勝己 内田博幸 |
1人気 2人気 9人気 6人気 4人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
5 3-5 5-3 3-5-9 5-3-9 |
280円 610円 1,240円 5,670円 19,920円 |
レース回顧
トーセンジョーダン断然人気とみていたが1人気はブレイクランアウト。やはり闘ってきた相手が違うということか。驚かされたのはプロスアンドコンズ。午前中暫くの間単勝3倍台の1人気(トーセンとブレイクが5倍台)の状態が続いていた。ここまで4戦= 2-1-2-4着。新馬でロジユニヴァースの2着がいまだに評価されているのか?最終的に3人気に落ち着いたがそれでも過剰な人気である。大方の予想通りフレンドケントとシングンレジェンドがレースを引っ張る。「抑え宣言」の出ていたトーセンジョーダンだがこの2頭の先行ではやはり3番手が精一杯。しかし折り合いは付いていた。向正でヒシポジションが故障するアクシデントがあったがレースには影響せず。淡々とした流れで直線。逃げたトップカミングを交しシングンレジェンドが先頭に立つも坂上でアウト。外からマッハヴェロシティ。馬場の真ん中トーセンジョーダン。そして最内から武ブレイクランアウト。外の馬を押圧しながら一頭だけ違う脚色。◎△注で的中と思った刹那、内からトップカミング。ブレイクランアウトの轍をなぞるように伸びラスト尻尾を振りながら3着。◎を打った京王杯でその決め手の無さに唖然とさせられた馬だがシンザン記念に続き重賞で連続3着。勝てないまでも非常に粘っこいレースをする。所謂相手なりに走る馬なのだろう。少し評価を改めねばならない。さて1.2着は至極順当な結果に終わった共同通信杯だが、残念ながらロジユニヴァース、セイウンワンダー、アンライバルドに迫るほどのインパクトは2頭から感じられなかった。来週のきさらぎ賞。リーチザクラウンがどんなパフォーマンスを見せるのか、あるいはこれを破る超新星が現れるのか。重要な一戦である。 |