本社の見解・レース結果・レース回顧
2009年2月7日(土)1回小倉1日目 11R |
第43回小倉大賞典(GIII) |
4歳以上
芝1800m ハンデ 【伏兵注意・ハイペース】 |
能 力 |
展 開 |
騎 手 |
状 態 |
本 社 |
指 数 |
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚質 | 短評 |
注 | … | ▲ | … | … | 86 | 1 | 2 | サンライズマックス | 牡5 | 57 | 横山典弘 | 追込 | 久々でも |
◎ | … | … | ▲ | ▲ | 90 | 3 | 5 | ヤマニンキングリー | 牡4 | 57 | 武 豊 | 差し | 完全復活 |
… | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 93 | 4 | 7 | ミヤビランベリ | 牡6 | 55 | 福永祐一 | 逃げ | 更に前進 |
… | ◎ | △ | … | 注 | 88 | 4 | 8 | レッツゴーキリシマ | 牡4 | 55 | 幸 英明 | 先行 | 巻き返す |
… | … | … | … | … | 77 | 6 | 11 | マストビートゥルー | 牡6 | 53 | 宮崎北斗 | 差し | 上昇魅力 |
○ | … | … | △ | × | 86 | 2 | 4 | バトルバニヤン | 牡5 | 56 | 中舘英二 | 差し | 小倉の鬼 |
… | 注 | … | … | … | 82 | 5 | 10 | ホッコーパドゥシャ | 牡7 | 54 | 安藤光彰 | 先行 | 侮れない |
… | … | … | … | … | 75 | 5 | 9 | ノットアローン | 牡4 | 55 | 北村友一 | 自在 | 状態不安 |
… | △ | … | … | … | 85 | 8 | 16 | フサイチアウステル | 牡7 | 56 | 浜中 俊 | 先行 | ハナ警戒 |
… | … | … | … | … | 75 | 3 | 6 | ホッコーソレソレー | 牡7 | 54 | 藤岡康太 | 追込 | 凡走続き |
… | … | … | … | … | 75 | 7 | 14 | シゲルフセルト | 牡4 | 53 | 赤木高太郎 | 追込 | ローテ酷 |
▲ | … | … | ○ | △ | 87 | 6 | 12 | フィールドベアー | 牡6 | 57.5 | 秋山真一郎 | 自在 | 平坦巧者 |
… | ▲ | ◎ | … | ○ | 90 | 1 | 1 | ダイシングロウ | 牡5 | 55 | 安藤勝己 | 先行 | 見限早計 |
… | … | 注 | … | … | 85 | 7 | 13 | ライブコンサート | セ5 | 54 | 佐藤哲三 | 差し | 余勢駆る |
… | … | … | … | … | 80 | 8 | 15 | カネトシツヨシオー | 牡6 | 56 | 太宰啓介 | 追込 | 地力ある |
△ | … | … | 注 | … | 85 | 2 | 3 | アサカディフィート | セ11 | 57.5 | 鮫島良太 | 追込 | 3連覇狙う |
2000年以降、毎年2月上旬に行われてきた小倉大賞典だがこれまでは馬場の荒れた開催の後半戦、それが今年は馬場のいい開幕週初日。逃げ・先行馬断然有利とみる。徹底先行ミヤビランベリ◎。「控えても伸びる馬ではない。自分の競馬に徹する」(加藤敬師)。デキも絶好、一気に先手を取って押し切る。同型ダイシングロウ、レッツゴーキリシマ。差し馬台頭なら完全復活ヤマニンキングリー、地力上位フィールドベアー、小倉3-1-0-0バトルバニヤン。以下,2,3,13。 |
レース結果
1着 2着 3着 4着 5着 |
2 5 7 8 11 |
…サンライズマックス ▲ヤマニンキングリー ◎ミヤビランベリ 注レッツゴーキリシマ …マストビートゥルー |
横山典弘 武 豊 福永祐一 幸 英明 宮崎北斗 |
7人気 1人気 5人気 6人気 15人気 |
単勝 馬連 馬単 3連複 3連単 |
2 2-5 2-5 2-5-7 2-5-7 |
1,300円 2,000円 5,020円 5,190円 35,500円 |
レース回顧
ミヤビランベリ好スタート、連れてレッツゴーキリシマ、ダイシングロウが先行集団を形成しようとするところ、大外16枠からフサイチアウステル。押して押して内の先行勢の前を強引に切れ込み主導権。「前の馬を抜こうとしないので理想はハナ」(池江寿師)なのは分かるが、1角までにこれだけ(2Fめ10.5)の脚を使えばゴールまで持たない。「2番手だと逃げているときと走り方が違う」(福永)。先行勢のリズムが狂ったところ、その直後5番手のインに位置していたのがサンライズマックス。開幕週の絶好の馬場。「内を回さないと勝てないと感じた」(横山典)。その言葉通り終始インに拘り、直線もミヤビとレッツゴーの間狭いところを抉じ開けるように割ってゴール前鮮かに突き抜けた。同馬の外を回し2着の武ヤマニンキングリーの半馬身差は馬の能力差ではなくコース取りの差。言い換えれば騎手の差ともいえよう。勝ち時計1.44.9は99年スエヒロコマンダーの1.46.4を1.5秒更新するレースレコード。当レース3連覇を目論んでいたアサカディフィートは終始ドン殿り追走のまま全く見せ場もなく最下位惨敗。如何な小倉巧者も馬場がこうまで違うと通用しない。鞍上中舘もローカル/裏開催では第一人者だが中央のトップジョッキーが参戦する一線級のレースだと並み以下の騎手となる。さて21年ぶりに冬の小倉に参戦し3勝を上積み、今年17勝目を上げリーディングトップと絶好調の横山典、重賞もAJCCに続き2勝目と中身も濃い。これで全10場重賞制覇へ残すは新潟のみとなったが新潟は本来主戦場ではないだけに果たしてどうか。横山典も早40歳。安田富、武、藤田に次ぐ4人目の偉業達成へ向け是非狙って欲しいところではある。 |