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本社の見解・レース結果・レース回顧

   
 
 

2009年1月25日(日)1回京都8日目 11R
第16回平安S(GIII)
4歳以上 ダ1800m 別定
【新旧交代・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
83 1 2 ワンダースピード 牡7 58 小牧 太 差し 一発目論
96 2 3 エスポワールシチー 牡4 55 佐藤哲三 先行 勢い瞠目
90 3 6 マコトスパルビエロ 牡5 56 安藤勝己 先行 昨年3着
82 5 10 ネイキッド 牡5 56 デムーロ 先行 上昇魅力
80 1 1 タガノエクリプス 牡6 56 幸 英明 追込 叩き上昇
82 4 7 マイネルアワグラス 牡5 57 ルメール 捲り 嵌まるか
84 6 12 ダークメッセージ 牡6 56 川田将雅 差し 堅実無比
88 5 9 サンライズバッカス 牡7 58 岩田康誠 追込 格最右翼
77 2 4 エアアドニス 牡7 56 武幸四郎 差し 見縊れぬ
75 3 5 ナナヨーヒマワリ 牡8 57 小原義之 追込 入着一杯
× 83 8 15 ロールオブザダイス 牡4 55 四位洋文 差し 差はない
70 4 8 ハスフェル 牡7 56 渡辺薫彦 追込 まず無理
70 7 13 スナークファルコン 牡7 56 秋山真一郎 差し 掲示板迄
81 8 16 シャーベットトーン 牡7 56 福永祐一 先行 激変ある
75 6 11 サカラート 牡9 57 藤岡佑介 差し 老雄健在
70 7 14 ニホンピロキース 牡8 56 酒井 学 先行 前走不利

明け4歳の超新星エスポワールシチー◎。ご存知の通りダート路線に矛先を転じるや否や破竹の4連勝の快進撃、メキメキ頭角を現し重賞初挑戦。実績では一日の長のサンライズバッカス、ワンダースピードだが明けて7歳かつ58キロ。そろそろ新旧交代の時期とみる。目下の勢い/充実ぶりで55キロ、強力同型回避かつ絶好枠引き展開は断然有利。不安材料見当たらぬここは更に連勝を伸ばし2/22GIフェブラリーSの有力馬に名告。先行渋太いマコトスパルビエロ、実績随一サンライズバッカス、堅実無比ダークメッセージ、条件最適ワンダースピード、力付けたロールオブザダイス。以下10,7,16。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
2
3
6
10
1
△ワンダースピード
◎エスポワールシチー
○マコトスパルビエロ
…ネイキッド
…タガノエクリプス
小牧 太
佐藤哲三
安藤勝己
デムーロ
幸 英明
3人気
1人気
5人気
7人気
13人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
2
2-3
2-3
2-3-6
2-3-6
830円
1,000円
2,670円
2,790円
16,000円

レース回顧
このレースでサンライズバッカス、ダークメッセージ、マイネルアワグラス等から馬券を買った競馬ファンの方はさぞかし歯がゆい思いをされたことだろう。逃げたエスポワールシチー、2番手マコトスパルビエロ、3番手ワンダースピード。1角で1〜3番手に位置したこの3頭が(順位が入れ替わったものの)そのままゴールイン。これまで何度も申し上げてきたが、京都千八ダはその特殊なコース形態から内枠/先行馬が絶対的に有利(パトロール映像を見ると非常に良く判る)。「昨日から前残りばかりでインコース引いたここは何が何でも先行するつもりだった。スタートだけ気をつけていた」(小牧太)。その言葉どおりフライング気味の好スタートから包まれぬよう遮二無二押して先行策。AJCCのレース回顧で述べた(騎手のインサイドワークがレース結果を大きく左右する)ことがここでも当てはまる。追い切りでは情けないほど動かぬワンダースピードだが実戦では見違える強さ。ゲートが安定し前々の競馬が出来る今ならあるいはGIでも通用する勢い/充実ぶりだ。ゴール前、ワンダーに力で捻じ伏せられたエスポワールシチーだが堂々正攻法の競馬で1.50.4-上がり36.0。これを差し切られたのだから相手が悪かった。並ばれてからも懸命に踏んばって3着マコトスパルビエロには3馬身。新旧交代はならなかったが力は十二分に知らしめた。賞金的に2/22フェブラリーS出走は微妙だが出走叶えば面白い存在。何れ間違いなく大きいところ(GI)を狙える器である。
  
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