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2009年1月18日(日)1回中山6日目 11R
第49回京成杯(GIII)
3歳 芝2000m 別定
【新星台頭・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
94 5 6 アーリーロブスト 牡3 56 福永祐一 先行 好センス
90 2 2 ナカヤマフェスタ 牡3 57 蛯名正義 差し 勝負強い
81 7 11 モエレビクトリー 牡3 56 田中勝春 先行 芝でこそ
86 7 10 モンテトウルヌソル 牡3 56 内田博幸 追込 末脚随一
75 6 9 ハイローラー 牡3 56 三浦皇成 差し 初芝懸念
80 8 13 セイクリッドバレー 牡3 56 藤田伸二 差し 遅れ不満
83 5 7 トゥリオンファーレ 牡3 56 松岡正海 差し 前走健闘
× 85 6 8 フサイチナガラガワ 牡3 56 後藤浩輝 先行 軽視禁物
85 8 12 サトノエクスプレス 牡3 56 北村宏司 先行 差はない
78 4 4 サクラルーラー 牡3 56 江田照男 追込 前走案外
88 1 1 ファインビスティー 牡3 56 勝浦正樹 先行 ソエ解消
81 3 3 ケニアブラック 牡3 56 横山典弘 差し 侮れない
92 4 5 サンライズキール 牡3 56 吉田隼人 差し 豪脚披露

新星台頭アーリーロブスト◎。未勝利を勝ち上がるまでに少々梃子摺ったがここまで4戦=2-2-0-0の安定味。逃げ差し自在の卓越したレースセンス。将来性は兎も角、現時点での完成度はメンバー中随一。強力同型不在、一気に先手を取っての逃げ切りのシーン濃厚とみる。追切瞠目サンライズキール○、実績一番ナカヤマフェスタ▲。ソエ解消ファインビスティー、終い随一モンテトウルヌソル、素質互角フサイチナガラガワ。以下12,7,3。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
6
2
11
10
9
◎アーリーロブスト
▲ナカヤマフェスタ
…モエレビクトリー
△モンテトウルヌソル
…ハイローラー
福永祐一
蛯名正義
田中勝春
内田博幸
三浦皇成
2人気
1人気
13人気
6人気
10人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
6
2-6
6-2
2-6-11
6-2-11
560円
730円
1,720円
24,680円
103,580円

レース回顧
4角手前。○サンライズキールが突然故障、吉田隼が落馬。逃げるモエレビクトリー、2番手アーリーロブストの直後3番手、内埒一杯を走行中のアクシデント。然し後続の馬/騎手にさほど大きな影響はなく大事故に繋がらなかったのは不幸中の幸い。概ね競走馬の故障/落馬事故は所謂3〜4角の勝負処、そして冬の厳寒期に起きやすい。今回レース後のコメントで凄いと思ったのはその事故の寸前までサンライズキールの直後につけていたナカヤマフェスタ蛯名。「嫌な予感がしたので横に出した」。所謂勝負師の第六感、本能的に危険を察知したのだろうか・・・。レースは千通過1.02.0の超スロー。やや時計の掛かる馬場とはいえ小回り中山でこのペースは断然先行有利。ゴール前は横一線となったが◎アーリーロブストがクビ一つ抜け出して見事重賞制覇。2着に▲ナカヤマフェスタ。ここまでは順当。3連単10万馬券の立役者は逃げた13人気モエレビクトリー。大外から△モンテトウルヌソルがメンバー中随一34.6の豪脚でグイグイ迫るもクビ差及ばず。−「完成度が高い」。いみじくもレース後福永の残したコメントだが、これは逆にいうと将来性/今後の成長に疑問符ということだろう。勝つには勝ったが特に強烈なインパクトはなかった。2着ナカヤマフェスタも然り。4角最後方から直線だけで僅差4着まで押し上げたモンテトウルヌソル。初代ダービー馬の父トウルヌソルの名を盛り込むこの馬の今後に期待したい。
 

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