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2009年1月4日(日)1回中山1日目 11R
第58回中山金杯(GIII)
4歳以上 芝2000m ハンデ
【黄金年始・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
96 1 1 アドマイヤフジ 牡7 58 川田将雅 自在 連覇狙う
95 5 10 ヤマニンキングリー 牡4 56 藤田伸二 差し 素質開花
82 6 12 ミヤビランベリ 牡6 55 吉田 豊 先行 ムラだが
81 2 4 マイネルキッツ 牡6 56 松岡正海 差し 上位十分
75 6 11 ネヴァブション 牡6 57.5 横山典弘 先行 遅れ不満
95 1 2 オペラブラーボ 牡5 56 蛯名正義 差し 首位有望
82 3 6 キングストレイル 牡7 57.5 田中勝春 先行 常に健闘
× 84 2 3 ダイワワイルドボア 牡4 56 北村宏司 差し 見直し要
85 7 13 グラスボンバー 牡9 57 勝浦正樹 追込 衰えなし
70 3 5 キャッチータイトル 牝6 50 田中博康 差し 入着一杯
78 5 9 マイネカンナ 牝5 53 三浦皇成 追込 見限早計
80 7 14 リキッドノーツ 牡8 56 後藤浩輝 追込 古豪健在
75 4 7 センカク 牡7 53 江田照男 自在 軽量魅力
80 8 15 アサカディフィート セ11 58 中舘英二 追込 5年前覇者
81 4 8 シャドウゲイト 牡7 57.5 内田博幸 先行 徐々復調
89 8 16 ダイシングロウ 牡5 56 安藤勝己 先行 立て直す

オペラブラーボが能力最右翼だが差し一辺倒の不器用な脚質でこの内枠、巧くこの多頭数を捌けるか。コーナー4つの小回り中山内回り。今回相手も強力、外を回せば追い込み届かず、インに拘ると前走のようにまた不利を被らぬとも限らない。▲まで。豪腕川田アドマイヤフジ◎。オペラと違い先行脚質でこの最内枠は願ってもない好材料。前走大敗は不得手のダートで基準外、デキ良く57.5背負ってエアシェイディ以下に完勝の昨年の再現十二分。本格化ヤマニンキングリー、立て直し成ったダイシングロウ、古豪健在グラスボンバー、稽古動いたダイワワイルドボア。以下12,6,4。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
1
10
12
4
11
◎アドマイヤフジ
○ヤマニンキングリー
…ミヤビランベリ
…マイネルキッツ
…ネヴァブション
川田将雅
藤田伸二
吉田 豊
松岡正海
横山典弘
4人気
2人気
11人気
7人気
3人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
1
1-10
1-10
1-10-12
1-10-12
830円
2,860円
6,500円
41,980円
232,760円

レース回顧
トップハンデ58キロが嫌われたか4人気に甘んじた昨年覇者アドマイヤフジ。しかし昨年の57.5キロからわずか0.5キロ増。ひとつ歳をとって7歳となったがエアシェイディ、メイショウレガーロ、サイレントプライドらが居た昨年より相手関係ははるかに軽い。最内1番枠も絶好でこの単勝830円は付け過ぎ。レースは外目12枠ものかは吉田ミヤビランベリが押してハナ。◎アドマイヤフジはガッチリ抑えて2番手。シャドウゲイトが掛かり気味に2頭に迫り緩みのないペース。千通過は59.7の平均だがそこから11秒台が4回続きラスト1Fが12.6。紛れなし。まさに力勝負の競馬で◎川田アドマイヤフジが直線坂上から押し切った。勝ち時計1.58.5は堂々のコースレコード。「展開に恵まれた」とは言わせない。逃げたミヤビランベリとの「行った-行った」で決まったかと思われたが大外から○ヤマニンキングリー。目下の充実ぶりを示す豪脚でキッチリ2着確保。松岡マイネルキッツも猛然と追い込むが4着まで。オペラブラーボはもどかしいほど伸びず着外。前走も不利があったとはいえヤマニンには完敗しており、やや買い被られた感。さて今年から3連単専門にした途端◎○で馬単6500円。それは諦めがつくとして問題は「人気薄の逃げ馬」11人気ミヤビランベリを買目から外してしまったこと。「福島記念」、「京王杯2歳S」、「七夕賞」で臍を噛んだ悔しさ/教訓が全く活かされていない。展開重視=「逃げ先行絶対有利」のトップラインの予想信念に則れば簡単に獲れた3連単23万馬券。本来なら大本線トリプル的中で349万の払い戻しだった・・・。終わったレースのことを悔やんでも仕方がない。2009年はまだ始まったばかりだ。同様のパターンで穴となるケースはまだまだ一杯出てくる。それをこれからは絶対に獲り逃さぬよう、決して同じミスを繰り返さぬよう、シッカリと肝に銘じて行きたい。





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