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2008年12月27日(土)5回阪神7日目 11R
第25回ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)
2歳 芝2000m 馬齢
【波乱含み・スローペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
95 6 6 ロジユニヴァース 牡2 55 横山典弘 先行 捻じ伏せる
96 3 3 リーチザクラウン 牡2 55 武  豊 先行 超大物登場
76 4 4 トゥリオンファーレ 牡2 55 川田将雅 追込 遅れ不満も
90 1 1 マッハヴェロシティ 牡2 55 安藤勝己 追込 鬱憤晴らす
86 5 5 イグゼキュティヴ 牡2 55 松岡正海 先行 当然上位
78 7 9 ロードロックスター 牡2 55 藤岡佑介 先行 ベール脱ぐ
× 80 7 8 ラヴィンライフ 牡2 55 長谷川浩大 差し 稽古瞠目
87 6 7 ファミリズム 牝2 54 ルメール 追込 ヒケとらぬ
70 2 2 スーパーマークン 牡2 55 福永祐一 自在 まず無理
70 8 10 ラブミラー 牝2 54 浜中 俊 追込 苦戦必至
78 8 11 トップクリフォード 牡2 55 和田竜二 先行 食込十分

2連勝の内容圧巻リーチザクラウン◎。初戦2着も後の2歳女王ブエナビスタを降しており、とにかく現時点での能力が図抜けている。唯一不安は鞍上だが前に行く馬でもありシッカリ掴まってさえいれば大丈夫。打倒リーチの急先鋒は2戦2勝横山典ロジユニヴァース。久々・26キロ増で臨んだ札幌2歳Sで見せた勝ちっぷりは優に重賞級。逆転まで。その2着イグゼキュティヴもキャリア豊富で堅実。牝馬だが能力ヒケとらぬファミリズム、安勝腕撫すマッハヴェロシティ。穴は最終追い弾けたラヴィンライフ。以下11,9,4。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
6
3
4
1
5
○ロジユニヴァース
◎リーチザクラウン
…トゥリオンファーレ
▲マッハヴェロシティ
△イグゼキュティヴ
横山典弘
武  豊
川田将雅
安藤勝己
松岡正海
2人気
1人気
7人気
4人気
5人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
6
3-6
6-3
3-4-6
6-3-4
580円
230円
920円
1,870円
11,050円

レース回顧
早々と「来年のクラシックはこの馬で決まり」との声も聞かれたリーチザクラウンだったがロジユニヴァースに直線坂上で並ばれると全く無抵抗のまま2着敗退。4馬身差は決定的だろう。千通過59.9のマイペースで逃げながら上がり38.2とラスト急失速。まだ2歳。2着は死守している。しかし(決め付けるのは早計かもしれぬが)「単調な逃げ馬」との烙印を押されかねないレースぶりだった。賞賛すべきはスタート直後行きたがるのをがっちり抑え、終始インコースびったりロスなく回った横山典ロジユニヴァース。相手を武リーチただ一頭に定めたレースぶり。3〜4角、イグゼキュティヴ、トゥリオンファーレ、ラヴィンライフらにドッと外から並びかけられるも微動だにせず、仕掛けたのは直線向いてから。勝ち時計2.01.7、上がり37.1は水準程度だが時計では計り知れぬ強さを見せ付けた。3着に早めに仕掛けたトゥリオンファーレ。これは川田の好騎乗。対照的に仕掛け遅れで4着(上がり37.0はメンバー中最速)マッハヴェロシティ。安勝らしくない騎乗だった。ロジユニヴァースは468→494→504と大幅に馬体を増やしつつ無傷の3連勝、来年は朝日杯勝ちセイウンワンダーとの闘いが楽しみである。





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