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2008年12月14日(日)5回阪神4日目 11R
第60回阪神ジュベナイルF(GI)
2歳牝 芝1600m 馬齢
【混戦模様・ミドルペース】








馬 名 性齢 斤量 騎手 脚質 短評
95 7 13 ブエナビスタ 牝2 54 安藤勝己 差し 大器の相
88 1 2 ダノンベルベール 牝2 54 後藤浩輝 追込 末脚炸裂
86 5 9 ミクロコスモス 牝2 54 鮫島良太 差し 初戦秀逸
85 4 7 ショウナンカッサイ 牝2 54 幸 英明 先行 軽視禁物
82 3 5 イナズマアマリリス 牝2 54 吉田 豊 先行 前走驚愕
92 8 17 ジェルミナル 牝2 54 福永祐一 差し 好センス
80 1 1 カツヨトワイニング 牝2 54 江田照男 差し 連勝中も
75 8 18 シゲルキリガミネ 牝2 54 秋山真一郎 差し 通用疑問
85 8 16 メイショウボナール 牝2 54 佐藤哲三 差し 穴に一考
81 2 3 レディルージュ 牝2 54 角田晃一 差し 距離合う
85 3 6 ルシュクル 牝2 54 デムーロ 追込 鞍上強化
× 88 6 12 ワンカラット 牝2 54 岩田康誠 差し 上位十分
78 7 14 チャームポット 牝2 54 田中克典 追込 前崩浮上
83 6 11 デグラーティア 牝2 54 浜中 俊 差し 3戦全勝
75 4 8 フキラウソング 牝2 54 小坂忠士 追込 ダで圧勝
80 7 15 パドブレ 牝2 54 松岡正海 追込 見直し要
89 2 4 アディアフォーン 牝2 54 小牧 太 先行 堅実無比
91 5 10 コウエイハート 牝2 54 川田将雅 先行 稽古動く

「相手云々よりとにかく抽選漏れが怖かった」ブエナビスタが見事6/17の狭き門を突破。さらに「邪魔されない外め枠が欲しかった。◎を打ってもらって結構」(松田博師)。他陣営から反発を買いそうな師の自信に満ち溢れたコメント。果たしてどれほどまでに強いのか、ここは篤と拝見。前2年勝ち馬輩出の黄菊賞勝ちジェルミナル○、稽古瞠目・川田腕撫すコウエイハート▲。赤松賞圧勝ダノンベルベール、鞍上強化ワンカラット、堅実無比アディアフォーン。以下9,6,16。

レース結果
1着
2着
3着
4着
5着
13
2
9
7
5
◎ブエナビスタ
注ダノンベルベール
…ミクロコスモス
…ショウナンカッサイ
…イナズマアマリリス
安藤勝己
後藤浩輝
鮫島良太
幸 英明
吉田 豊
1人気
3人気
4人気
10人気
8人気
単勝
馬連
馬単
3連複
3連単
13
2-13
13-2
2-9-13
13-2-9
220円
1,090円
1,620円
3,270円
11,760円

レース回顧
まさに「次元が違う」とはこのこと。出遅れて後方16番手追走→3角でも後方グループの大外。4角大外回し悠然と先頭集団に取り付く。ここまで全く無理するところがない。直線。鞍上の安勝に軽く促されると内でひしめき合う17頭を横目に大外から悠々と交し去った。ラスト50で後ろを振り返る安勝。2着のダノンベルベールに2馬身半の完勝劇。勝ち時計は1.35.2。一昨年のウオッカより2秒以上遅いタイムだが(ラストは流してのもので上がり34.8は全く同じ)時計では計り知れぬ強さを感じ取った。じつに鮮烈な強さだ。ウオッカ、ダイワスカーレットとはタイプが違う。ディープインパクトの再来か?私の知る牝馬ではメジロラモーヌが最も近い。とにかく豪快で安定感に満ち溢れている走りが素晴らしい。決してマイラーではない。距離延びてさらに本領発揮の馬だろう。「来年は獲れるところは全部獲りたい」。いつもながら強気な松田博師のレース後のコメントだが俄然現実味を帯びて聞こえる。2009年3歳牝馬路線はこの馬を中心に回ることはまず間違いないだろう。





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